誰であっても、自分の事が最終的には何よりも大切ですし、出来る事ならば一番大切にしたいと思う事でしょう。しかし、諸々の理由で大切にできていないと感じると、どうすれば良いかも迷ってしまうところがあります。そこで今回は、自分を大切にする方法について詳しく解説します。

目次
自分を大切にするとは?
自分を大切にするのが難しい理由

自分を大切にするとは?

自分を大切にするとは?自分を大切にするための方法をご紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

一口に「自分を大切にする」といっても、抽象的で具体性に欠けます。自分を大切にするというのは、自分にしか歩めない人生に対してポジティブ、つまり前向きに向き合っていく事であると言われています。

誰であっても、将来はこうなりたい、未来の自分にはこうなっていてほしい、というような願望があるものです。最も大切なのは、自分の内側の「声」をしっかりと聞き入れ、そこから判断し行動をする事なのです。

普段から自分の内側に耳を傾け、自分の声、つまり本音の部分をしっかり聞いている人は、他人からの言葉や意見にそう簡単に惑わされないものです。ブレずに、自分の意見をしっかりと持っているというのが、自分を大切にできている人といえるかもしれません。

自分を大切にするのが難しい理由

自分を大切にするとは?自分を大切にするための方法をご紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

とは言っても、今の自分を大切にできているかといわれて、100%「はい」と答えられるかどうかと聞かれれば、それは難しいところがあるでしょう。では、なぜ自分を大切にするのが難しいのでしょうか?

理由①我慢するべきだと思っている

自分を大切にするとは?自分を大切にするための方法をご紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

まず1つ目の理由として考えられるのは、我慢をするべきだと思っているからです。学校に行ったり、社会人ともなれば、誰かと一緒に生活をしたり、行動をする事が非常に多くなります。とりわけ、日本では「和」を重んじる傾向があり、他人との調和を求められる機会が多いです。

空気を読む、気を利かせるといった言葉があり、確かに周りに配慮するというのは波風を立てないためにも大切な事です。しかし、それが我慢をするべきという考えになると、自分の本音のままに行動しづらくなってしまいます。

理由②幼い頃からの習慣がある

2つ目は、幼いころからの習慣によるものです。これが最も大きな要因とも考えられており、幼少時に親から「わがままを言わない」だとか「言う事を聞きなさい」といったようなテンプレのような言葉を多く聞いているのが原因とされています。

こうした言葉を聞いていると、自分の考えや気持ちを外に出すと怒られてしまう、悪い事なのだという刷り込みが発生します。結果として、大人になってもしっかりとした自分の意見を言えない、控えるといった形になってしまうのです。

理由③周りの意見に合わせることに慣れている

自分を大切にするとは?自分を大切にするための方法をご紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

3つ目に、周りの意見に合わせる事に慣れているのが考えられます。1つ目の理由の中でも触れていますが、周りに気を遣う、気を配るといった事を求められる機会が多い日本においては、和を優先する故に人の意見に合わせるのに慣れている人も多いものです。

それに慣れてしまうと、自分の意見、好みといったものを押し殺す事にも同時に慣れてしまい、自分優先ではなく他人の意見優先という考えにシフトしがちです。多数派の意見などに流されやすい人は、この傾向が最も強いでしょう。

理由④自己中心的だと思われたくない

自分を大切にするとは?自分を大切にするための方法をご紹介!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

もう1つ、自己中心的だと思われたくない、というのも理由として考えられます。自分の意見を大切にする、好みを優先するといった考えは、自分を大切にする事に直結するものの、そうした考えが自己中心的だと思われてしまうのでは、というのは誰もが考える事です。

自分を大切にする事は、自己中心的な事とイコールでつながっている訳ではありません。しかし、自分に対して自信を持っていない方は、特にこういった考えを持ちがちです。それゆえに、周りに合わせようとしたり、顔色を窺う事が常態化してしまうのです。