目次
できるだけ高く売却するためのポイント
・時間に余裕をもつ
・常に清潔に
まとめ
できるだけ高く売却するためのポイント
査定に際しては、基準となる項目がいくつかあります。たとえば、最寄り駅からの距離や周辺環境などの立地条件、部屋数や収納の多さ、築年数や耐震構造の有無、設備の状態などです。
私たちが物件を探す際に重視するポイントが、売却の際の査定でも評価を分けます。しかし、そのほとんどは物件自体がもともと持っている価値のため、いざ売却を決めたからと言ってより良い条件に変えられるものではありません。それでも、できるだけ高く売るためにはどうすればいいのでしょうか?
時間に余裕をもつ
まずは、売却までに時間がかかることも想定し、余裕を持って不動産会社に相談しましょう。早く売ってしまいたいと焦っては、最も重要な業者選びもおざなりになってしまいがちです。また買い手が現れるのを待ちきれず、大幅な値下げに同意せざるをえなくなる場合もあります。
売却は買い手を探し、内覧や条件の交渉を経て成約となるもの。ときには内覧や交渉を何度も繰り返してようやく、といったケースもあります。時間の余裕があれば心にも余裕が生まれ、交渉の場においても冷静に話を進めることができるでしょう。売却を検討するなら、早めの行動が吉です。
常に清潔に
良い条件のまま物件を売却するためには、買い手にとって「住みたい」と思わせるように見せることも重要です。購入希望者が現れたら内覧のステップとなります。その際、掃除が行き届いていなかったり傷や汚れが目立っていたりしてはせっかくのチャンスも無駄になってしまうかもしれません。
内覧の前には部屋を掃除し散らかった印象を与えないようにしましょう。とくにキッチンや浴室、トイレなど水回りは汚れが目立つのでいつもよりも念入りに掃除することをおすすめします。またにおいに敏感な方もいるので、内覧前には十分に換気し、部屋に空気がこもらないようにしておくとより好印象を与えられるでしょう。
マンション売却は売り出し時の価格で買い手がつけば運が良い方です。たいがいは値下げ交渉が待っています。当初の査定額と同じとはいかなくても、なるべくなら近い金額で売却したいもの。そのためにも時間をかけてじっくり買い手を探すこと、また、買い手に良い印象を与えて購入につなげるのが高く売るポイントです。
まとめ
マイホームの購入は人生の一大事です。同時に、売却する際にも大きなお金が動きます。高値で売れるかは、マンションの査定次第といっても過言ではありません。物件の価値をよく知り、アピールすべきところを見極め、損をしないための知識や方法を身につけておきましょう。
※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。
提供元・RENOSYマガジン
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