小腹を満すなら小分け食品が便利
シャリバテ防止と水分吸収に役立つスナック類
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お腹が減っている状態で歩き続けることで、突然体が動かなくなってしまうことがあります。これが通称シャリバテといわれる症状で、原因は使うエネルギーと摂取するエネルギーのバランスが悪いためといわれています。
シャリバテ予防には穀類を使ったスナック類がおすすめです。またこれらのしょっぱい食品には、水分の吸収に一役買ってくれるメリットもあります。
保存に便利な小分けパックスナック
- カルビー|サッポロポテトミニ
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スーパーのレジ前などに見かけるスナックの小分けパックは、行動食用にも重宝します。いろいろな味の種類が、買い求めやすい値段で売られているので使いやすさもおすすめです。いくつか味のバリエーションを持参したいという方に向いています。
登山で汗をかいたらしょっぱいスナックを
熱中症対策でもよくいわれますが、汗をかいたときは水分だけでなく塩分も大切です。それも考慮してしょっぱい行動食もひとつは持参するようにしてください。塩分の役割は体に糖質や水分を素早く吸収させることにあります。そのためしょっぱい行動食は、水分と一緒に召し上がるのが理想的です。
行動食の食べ方のコツ・山の高さと選び方
行動食を食べるタイミングや食べ方
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行動食は基本的にいつ食べても構いません。小腹が空いた・喉が渇いたなど体が欲した時が食べ時です。あまり空腹を感じないという方は、疲れて足を止めたくなった時に取り出して、口に少し入れるという食べ方はいかがでしょうか。
食べ方の注意点として固形の炭水化物が多いスナック類は、胃に負担がかかり人によっては軽い腹痛を感じる場合があります。そういったものは、少しずつ時間をかけて食べながら歩くというのがおすすめです。
山の高さによるおすすめの行動食
- 3000km級の登山には必需品
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山は高くなるほど行動し続ける時間も長くなり、行動食の存在が大きくなります。またそんな高い山は気温も低く体を冷やしやすいので、体温を下げないよう歩き続けながら食べられる種類であるのも重要です。
鼻炎で鼻呼吸が辛い・歩きながら食べる癖がないという方でも手軽に口に入れて歩き続けやすい食品に飴玉・ゼリーパウチがあります。どうしても立ち止まらないと食べられないという方の、歩き食べの練習をするのにもおすすめの食品です。
- 里山にハイキング程度なら楽しみとしての行動食 日帰りでいって帰ってこられる里山程度の高さであれば、特に行動食という観点にこだわらず楽しめるおやつと考える方が多いです。おにぎりやサンドイッチなどは、行動食として歩きながら食べるのは難しくおすすめされません。ですが里山であればこれらの食品も行動食としてチョイスできます。