目次
マンション経営のデメリットを回避するポイント3選
・高すぎる家賃に設定しない
・物件購入は自分の目で見てから
・より快適な設備にリノベーション
儲けをより拡大するには?
・再投資を検討する
・繰り上げ返済をする
まとめ
マンション経営のデメリットを回避するポイント3選
リスクを減らし、安定した収益を得るポイントを解説します。
高すぎる家賃に設定しない
空室率を減らすには、家賃設定が大切です。低すぎる家賃は収益が上がらず、高すぎる家賃は空室が出やすいです。
適正な家賃設定には、独自の市場調査や分析が必要です。不動産会社に相談するなどして、まずは、近隣の賃貸マンション・アパートと比較するところからはじめましょう。
敷金や礼金をいくらにするかも比較・検討すべき重要なポイントです。
物件購入は自分の目で見てから
物件は、自分の目で確認できれば、建物の老朽具合や管理状況なども把握できるでしょう。オーナーチェンジで借り手が入居中の場合は、設備の状況は確認できないことが多いです。
「安かったから」という理由で急いで購入すると、後で建物に問題があるのが判明したり、大規模な修繕を余儀なくされたケースもあります。
また、物件の向き、日当たり、湿気具合、利便性は入居率に関わるので、確認できる項目は確認することが望ましいです。借り手と同じ立場にたち、昼と夜で二度足を運ぶなどができればよりよいでしょう。
より快適な設備にリノベーション
建物は年々老朽化します。エアコンや給湯器なども10年~15年で取り替え時期がきます。設備の取り替えにとどまらず、築年数が25~30年経過した頃に、配管から取り替えるリノベーション工事を実施できれば、賃料をアップさせることも可能となります。
収支計画には、こうしたリノベーションやリフォームの予定も入れるようにしたいものです。
儲けをより拡大するには?
これまではいかに収益を下げないか、継続させるかと説明してきましたが、経営に余裕が出てきたら、儲けを大きくすることを考えてみましょう。
再投資を検討する
複数物件を最初から所有する、または一つの物件のローンを完済したら、完済した物件の利益で次の物件を所有し、物件の数を増やしていくという考えです。
繰り上げ返済をする
借り入れをした場合、「繰り上げ返済」は予定よりも早く繰り上げて返済することを指します。 不動産投資ローンの種類によっては繰り上げ返済の手数料がかからないタイプもあります。繰り上げ返済をして早期に完済し、得られる家賃収入を次の物件に投資する、という考え方もあります。
まとめ
不動産投資は、少額の自己資金ではじめることはできますが、自らが経営者であるという意識を強く持つ必要があります。安定した利益を得続けるためには、しっかりとした計画と、入居者の立場に立った考え方が必要でしょう。
※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。
提供元・RENOSYマガジン
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