当日のエサと状況

準備したコマセはオキアミ6kg。配合エサは「遠投ふかせスペシャル」「イワシパワーグレスペシャル」「グレパワー沖撃ちスペシャル」。さしエサとして「くわせオキアミスペシャルM」「くわせオキアミスーパーハードM」。磯際にコマセをパラパラとまき、エサ取りを含めた魚の動きと潮の動きを観察。僅かながら右に流れ、魚は全く見えない。

メジナ狙い沖磯フカセ釣りで想定外の良型クロダイ5連続ヒット
(画像=使用した配合材(提供:TSURINEWSライター塩田哲雄)、『TSURINEWS』より引用)

船の水温計では16.2℃を指していた。徐々にではあるが水温が上昇しつつある。本来なら16℃台まで上昇しているとエサ取りが居てもおかしくはない。カキハラは水深5mから7mほどで、沈み根が点在している。ただ、状況が把握できたのは陽が昇ってからで、渡礁後釣り開始時はまだあまり良く見えなかった。

朝イチ第1投目から43cmメジナ

最初は沖15mほどに仕掛けを投入してみた。すると、仕掛けがなじむと同時にウキがゆっくりと沈み始めた。タナを取った仕掛けなのでウキはアタリ以外で沈まないはず。サオを少し立て気味にしてミチイトに張りを持たせた途端、サオ先まで来るダイレクトなアタリがきた。

朝イチ第1投目でのヒット!それもいい引きする魚。できるだけ慎重に寄せて浮かせてみてビックリ。これは後になって分かったことだが、磯から上がって船長に計測してもらうと43.6cm1.29kgあった。いい日になりそう。

メジナ狙い沖磯フカセ釣りで想定外の良型クロダイ5連続ヒット
(画像=1投目にきたメジナ(提供:TSURINEWSライター塩田哲雄)、『TSURINEWS』より引用)

内心、爆釣するのではないかと心ときめきながら2投目、3投目……。あれ?魚っ気なし。挙句の果てに60cmクラスのボラがコマセをまく度に群れで寄って来る。

時刻は早くも10時過ぎ。龍海丸さんが名物おにぎり弁当を届けにきた。この際だからまだ温かいうちに頂くことにした。いつ食べても安定の極上弁当。十分休憩も取れたので釣り再開。

メジナ狙い沖磯フカセ釣りで想定外の良型クロダイ5連続ヒット
(画像=名物のお弁当(提供:TSURINEWSライター塩田哲雄)、『TSURINEWS』より引用)