スポーツ、特に球技の得点管理として欠かせないスコアボード。実際にスポーツをする時に使用されているのは勿論、スポーツ観戦の時にスコアボードの変化を見て楽しむ人や、自宅にインテリアとしてミニチュアを飾っておくという人も存在しています。

アナログゲームサークル「TiTANHEADS」のテーブルゲーム作家「カミバヤシ」さんは、多くのゲーム作品を手掛けています。本稿では作品の中でも、野球のスコアボードを題材にしたゲーム「スコアゲーム」について紹介します。

アナログゲーム「スコアゲーム」の、プレイ人数は1~6人。プレイ時間は基本ルールで30分で、アイスブレイク(簡易ルール版)で10分程度です。

スコアボードの魅力に挑む スコアをめくるだけの野球ゲーム「スコアゲーム」
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

プレイヤーは、野球のスコアボードに見立てたカードをめくって架空の試合を行います。その中で勝利するチームや、何勝何敗で勝利するかを予想してポイントを割り振っていき、試合の進行状況や勝敗、点差の予想が当たるかどうかを確認して、ポイントを集めるゲームです。

スコアボードの魅力に挑む スコアをめくるだけの野球ゲーム「スコアゲーム」
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

基本はスコアをめくって勝敗を予想するゲーム。とてもシンプルなルールですが、スコアボードを模したカードをめくる度に一喜一憂しながら、本当に野球の試合を観戦している様な気分が楽しめます。

また、短い時間で遊びたい人向けの10分で出来るアイスブレイクという簡易ルール。ゲームを行うのに使用するプレイシートをダウンロードするためのQRコードがあったりと、ゲームをする上で、かゆいところに手が届く仕様。ちょっとしたすきま時間に、準備時間も短く遊ぶことが出来るのも魅力のひとつです。

スコアボードの魅力に挑む スコアをめくるだけの野球ゲーム「スコアゲーム」
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)
スコアボードの魅力に挑む スコアをめくるだけの野球ゲーム「スコアゲーム」
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

このゲームの作者・カミバヤシさんの作品は、洗練されたデザインのものが多く、ウォンバットがご飯を求めるゲームや、物語生成ゲーム、剣劇を行うゲーム等がありゲームデザイン、アート共に行っているとのこと。

作品群に共通する特徴は、ゲームの準備が簡単で、短時間で遊べるのに、ドラマ性が感じられる点。一部の作品を除けば、1人で遊べる作品も多くあります。

カミバヤシさんはTwitterで作品の告知をされている他、創作物の総合マーケット「Booth」や一部実店舗で作品を購入でき、2022年4月に行われる「ゲームマーケット2022春」(東京ビッグサイト/4月23日・24日)にはサークル名「TiTANHEADS」で参加予定。新作ゲーム「頼りない魔法使い」を出す予定だそうです。

スコアボードの魅力に挑む スコアをめくるだけの野球ゲーム「スコアゲーム」
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

なお、「スコアゲーム」はBoothで販売中。1280円(送料込み)となっていますが、価格は即売会や委託先で変動するとのことでした。

スコアボードの魅力に挑む スコアをめくるだけの野球ゲーム「スコアゲーム」
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

<記事化協力>
カミバヤシさん(@m_kamiB)

(戦魂)

提供元・おたくま経済新聞

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