4日後に再々戦

4日後の22日、再度豊浜新堤に釣行した。午前5時前に到着。5人の先釣者がサオを出していたが、前回のポイントが空いていたので、今回もここでサオを出すことにしてタックルを準備した。

エサを付けて沖に振り込む。これまた案の定、アタリが出ない時間帯なのか全くピクリとも動かない。先釣者のサオも曲がっていないようだ。

そして午前5時20分になった。おかしい。すでに時合いに入っているはずなのにアタリがない。東の空はうっすら赤みがかっている。時合いもなく玉砕?こんなことがあってはいけないと思い、投入ポイントを変更し、誘わず底を取ったままで待ちの釣りに切り替えた。時間がないので、ここで勝負だ。

なんとかボウズ回避

すると、プルプルとサオ先に変化があった。アタリだ。このまま耐えていると、クククーッとサオ先が入ったが、ここでアワせてもハリ掛かりしないと直感。数秒後、ググーッと強い引き込みに変わったところでサオを立てると、かなりのパワーで弧を描いた。やがて堤防に上がったのは、良型メバル1匹と小メバルのダブルヒット。ボウズはなんとか免れた。

最後のあがきで投入。先ほどと同じく誘いを入れずジーッとタナをキープする。するとツンツンとかすかなアタリでサオ先が入った。ゆっくりサオを立てると、小気味いい引き込みでお辞儀したがパワーはない。それもそのはず、小メバルと小カサゴだった。

のべ竿で堤防メバル釣りを堪能 27cm頭に良型本命を好捕
(画像=小型とのダブルでボウズ回避(提供:週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫)、『TSURINEWS』より 引用)

これでアタリがなくなりジ・エンド。今回は不発の豊浜新堤だった。クロダイが釣れない以上、またメバルと遊ばせてもらうつもりで納竿した。

<週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
豊浜新堤

この記事は『週刊つりニュース中部版』2022年4月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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