今年一番の27cmでボウズ回避
しっかり食わせてからと思ったが、サオ先が一気に海中に突っ込む大きなアタリだ。慌ててサオを立てると、ヒュンヒュンとイト鳴りしている。数年ぶりの引き込み。本当にメバルなのか?
ハリスの極限まで引き込みを味わい、ゆっくりサオを立てる。浮かせたのは良型メバル。この重量感だと今までのメバルより大きい。そのまま浮かせるとハリス切れに繋がる。顔を出したままの状態で手元まで寄せ、ラインを手にして手繰り寄せる。暴れたら0.6号ラインなんか一発で切れてしまう。タモはないので、運に任せて手繰り寄せるしかない。

(画像=良型メバルキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫)、『TSURINEWS』より 引用)
ミキイトをつかんで引き上げるところは緊張したが、無事堤防に上がってくれた。立派なメバル。驚きながら測ると、今年一番の27cm。この1匹で大満足したので、フカセ釣りのクロダイは取りやめて納竿とした。
良型メバル求め再戦
今年の豊浜新堤は例年にないほど良型メバルが釣れているようだが、私の場合は釣れても1匹か2匹。時合いが短いこともあるが、老眼でエビをハリに刺すのに四苦八苦していては、最高の時合いもスルーしていく。
そんな良型メバルを追い求めて3月18日も豊浜新堤にお邪魔した。メンバーからクロダイからメバルに変わったのかと言われるが、毎回メバルの後に豊浜港か常滑港でクロダイを狙ってはいる。だが、アタリもなく毎回ボウズで帰っているのだ。この日も二刀流を予定しておりクロダイタックルも車に入っているので、メバル終了後に狙うつもりだ。

(画像=ポイント図(作図:週刊つりニュース中部版APC・日間賀島波止釣友会・中村輝夫)、『TSURINEWS』より 引用)
話はメバルに戻って午前5時前、自作の胴つき3本バリ仕掛けにモエビをセットして沖に投入、オモリ着底後、ゆっくり上下に誘いを入れる。だがアタリは出ない。