若者のブースターは必要ないことは厚労省もわかっているはず

毎週更新される厚労省のアドバイザリーボード会議のデータ。

イベントワクワク割の本当の目的は?
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

これは最新なのでオミクロンです。高齢者の場合、2回接種のうち大半は3回も終わっています。

ワクチン接種していない人の罹患しやすさは接種済みと比較すると、20代が2.96倍。2~3倍程度ですと、「ワクチンを打った層」と「まったく打たない層」では行動に違いがあることも想定されるため、さほど大きな差とは言えない可能性があります。つまりワクチンを打つ層は打たない層より行動にも気をつけるから罹患しにくいってこともある。

しかし、驚くことに年代が上がると指数関数的に効果は上がり

80代は34.7倍 90代は62.4倍となります。
つまり
ワクチンの感染予防効果は高齢者で圧倒的に高い

ということです。これを誰も言わない。毎週ずっと更新されていてビッグデータになっていて分科会も目を通しているはずなのに絶対に言わない。報道されない。

ちなみにデルタの時は

イベントワクワク割の本当の目的は?
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

20代で8.5倍。30代で7.4倍。80代12.8倍。90代10.25倍です。
全年代で感染防止効果ははっきりとありました。

ワクチンの感染防止効果は
デルタとオミクロンでは
若い世代で顕著に低下、高齢者は顕著に向上

ということです。理由はわかりませんが、毎週のデータでずっと同じなのでこの週だけが特別と言うことはありません。ここから導き出される結論は

高齢者がワクチンを打てば罹患しないのだから
下の世代はなにしても平気

ということです。従って高齢者にブースターが行き届いた今、若い世代にワクチンを打つ意味は皆無です。若い世代は罹患しても重症化しない。高齢者はブースター打てばほぼコロナには罹らないからです。ただし余命が短く衰弱していれば話は別ですがこういう人はなんにでも罹患します。

専門家がなにがなんでもワクチンというのは「ほかに打つ手がない」からと言うのなら分かります。マンボウも、手洗い、マスクも本当はたいして効果がなく(あったら第6波なんてこなかった)ロックダウンなんざ中国見たら蔓延してからでは何の効果もないことくらいバカでも分かる。唯一、効果があったのがワクチンだから何が何でもという固定観念に縛られているとわたしとは思います。

ワクチンによって集団免疫を作るということを最近まで言い続けていた専門家もいますが・・・イギリスではオミクロンの抗体が90%以上あるのに感染者数は減らず、そもそも変異によってその株の抗体価が下がるなら集団免疫はウイルスでは存在しない。わたしがずっと言っているように単なる妄想でした。

なぜ専門家はこのデータを完全無視するのか

どうしてこんなに明確なデータがあるのに専門家はそれに触れないのか。私はこのような理由があると思います。

●感染は若い人から高齢者に広がるという前提でいろいろな制限をした

●学校やイベントの制限、人流制限でさえもそれが前提だった

●高齢者がワクチンを打てば若者から感染しないということであればいままでの施策は全部無駄だったということになる

●よって口が裂けても言えない、言わない

どうでしょうか。この読み

何が何でもワクチン余らせたくないから打ちたいというのは陰謀論に近いと思います。
アベノマスク余らせて保管に6億、発送に5億使っても平気な政治家がそんなことに忖度する?????