一つ目の謎。ワクチン接種歴の概念

イベントワクワク割の本当の目的は?
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

あまりご存じない方も多いと思いますが、簡単にいうとワクチン打ってるとイベントの代金が20%割引になるというものです。

目的は
●コロナ禍で打撃を受けたイベントや各施設への援助
●ワクチン接種率の向上
ということらしいですが、本当でしょうか。

イベントページにはどこもブースターと書いていない

GoTo改め「イベントワクワク割」 ワクチン3回接種が条件

と報道されているのに、実際のイベントワクワク割のサイトには全く記載がありません。

本事業は、昨年11月に閣議決定された経済対策に基づき、ワクチン接種者又は検査陰性者を対象にイベントチケットの2割相当分(上限2,000円)の割引支援を行うこととしています。開始時期及びキャンペーン期間は、現時点では未定ですが、決まりましたら本HPにてお知らせします。なお、昨年末に公募要領を公開していますが、割引の要件である「ワクチン接種歴」の考え方については、キャンペーン実施時点での新型コロナウイルス感染症対策分科会等の専門家の議論等を踏まえた運用をすることとしています。

ほらね!

普通に考えると、施設側から適用の申し込みをさせる際にはワクチンの条件については触れず、応募が集まった時点で「3回目受けた人が対象です」とやるつもりではないだろうか。

日本ではすでに高齢者はブースターを8割以上が受けている。が、若い世代は

イベントワクワク割の本当の目的は?
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

2回目までは80%を超えているもののブースターとなると

イベントワクワク割の本当の目的は?
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

40代でも3割強。つまり現時点では

恩恵のほとんどは高齢者が対象

ということになるわけです。