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営業職の志望動機を書く前にすべき準備3ステップ
実際に内定が取れた営業職に特化した志望動機の作り方

営業職の志望動機を書く前にすべき準備3ステップ

営業職に特化した志望動機の作り方 | 3つの事前準備や例文も合わせて解説
(画像=『キャリアゲ』より引用)

ここでは、営業職の志望動機を書く前に済ませておくべき準備をご紹介します!

そもそも採用される側が何を求めているかを知ってからでないと効果的な準備はできません。

ただ、企業が採用基準で重視する項目と学生がアピールする項目には実はギャップがあります。

学生があまりアピールしない項目が、実は企業にとっては大事な採用基準になっているのです。

▼項目別重要度

 企業の重視項目(%)学生のアピール項目(%)
人柄92.232.1
企業への熱意74.817.4
今後の可能性66.910.1
性格適性検査の結果44.22.6
アルバイト経験21.244.0
大学/大学院名14.720.5
所属クラブ/サークル7.431.7
所属ゼミ/研究室5.418.9

参照:リクルートキャリア「就職白書2019」

特に、「人柄」「企業への熱意」「今後の可能性」「性格適性検査の結果」などはギャップがあります。

企業の求めているものを知らずして、良い志望動機は書けません。

しっかり自分/業界/採用側の企業について分析や研究を入念行ってから、志望動機を作成しましょう。

  • 自己分析
  • 業界研究
  • 企業研究

ダルマちゃん では、一つずつ解説していくぞ。

1.自己分析 | 企業選びや業種選びの軸

まず、自己分析をして自分の特徴を客観的に見出していきましょう。

それによって、自分がなぜ「営業職」を志望しているのかが浮き彫りになってきます。

ダルマちゃん 自分が営業職を志望している理由が分からないままに志望動機を作成するのはだめだよ

では、自己分析の流れを解説します!

  1. 過去の出来事を書き出す
    大学でのアルバイト、ゼミなど
  2. それらの出来事における感情を洗い出す
  3. それらを通して自分がどう変わったか考える
  4. 以上の内容から自分の変化をまとめる

自己分析では自分が思っている「自分像」と自己分析結果がマッチしないことが多くあります。

そのため、自己分析は先入観にとらわれずに客観的に行うことが重要です!

これによって志望動機作成時に、自分が営業職に向いていることを論理的に説明できるようになります。

2.業界研究 | さまざまな業界を比較

営業職と言っても様々な業界での営業職がありますが、まずどの業界を狙うのか定めましょう。

そのためには、あらゆる業界を比較してみるのが一番です。

営業職の業界として代表的なものをここで紹介しておきましょう。

  • 人材系(人材派遣サービスなどを企業に売り込む)
  • メーカー系(食品・自動車・衣類・化粧品などを消費者や企業に売り込む)
  • インフラ系(電気やガスなどの無形商材の営業)
  • IT系(ITサービスやIT製品の営業)

同じ営業でも取扱商品は全く異なり、それぞれ営業の種類も法人営業や個人営業とさまざまです。

業界研究を行う際には、それぞれの業界の特徴を書き出して比較するのが良いでしょう。

他の業界と比較することで見えてくることも多いので、複数の業界研究を行うのが賢明です。

3.企業研究 | 同業界の企業を比較

志望動機を作成する上で最も大事と言えるのは、志望企業に対する深い理解です。

あなたは今の時点ですでに候補に挙げている企業がすでにあるのではないでしょうか。

営業職を志望する人は、まず「商品やサービス」に興味を持ちます。

そこから販売元の企業に辿り着き、営業職に行き着くケースが多いです。

ダルマちゃん 志望動機は「だからこそこの企業でなければならない」と結論づけて書く必要があるからね。

企業研究の際に、理解を深めておきたい項目をご紹介します。

  • 企業の基本情報
    (資本金、設立年、従業員数)
  • 企業理念や社風
  • 働いている人

具体的には、以下の方法で上記の情報を得ることができます。

  • 企業の公式HPをくまなく見る
  • 企業説明会に参加
  • OB・OG訪問で社員に相談
  • インターネット上で口コミチェック
    しっかり企業研究をすれば、自分がどれだけその企業にマッチしているかを説明できるようになります。

志望動機では、自分の志望動機について採用企業の担当者を納得させられるかがポイントです!

ダルマちゃん 憧れやイメージだけで企業を選ぶと、実はミスマッチだったというケースもあるからね。企業研究は大事だよ!

実際に内定が取れた営業職に特化した志望動機の作り方

営業職に特化した志望動機の作り方 | 3つの事前準備や例文も合わせて解説
(画像=『キャリアゲ』より引用)

ここからは、実際に志望動機を作成していきます。

営業職に欠かせない論理的思考スキルを筆頭に、今あるスキルを最大限にアピールしていきましょう!

  • アピールすべきスキル
  • 志望動機の基本構成

1.営業職を狙う上でアピールすべきスキル

冒頭からお伝えしている通り、論理的思考力は営業職に欠かせません。

営業スキル
論理的に顧客ニーズと商品価値のマッチングを行い、それを顧客に伝える

これは営業だけでなく、採用活動や志望動機を作る際にも必要なスキルです。

志望動機では、自分自身が企業のニーズに応えられる人材だと客観的にアピールする必要があるのです。

ダルマちゃん これって、いわば企業への自分の売り込み営業だよね。

2.志望動機の基本構成

また、志望動機の基本構成は「結論から先に述べること」がポイントとなります。

「私は○○で、△△なので、御社を志望しました。」

この順番で志望動機を作成すると、結論が最後になり前置きが長くなります。

まずはじめに、「私は○○という点で御社を志望しました」から始め、その後に「その理由は、」と続けるのが正解です。

ダルマちゃん 結論から話すことはビジネスにおいても重要なことなんだ。早めにくせをつけておくに越したことはないよ!

これができていると、お客様相手に簡潔に言いたいことを伝えられると判断されやすいです。

営業ではお客様に素早く商品価値を伝えなければいけない場面もあるので、ぜひ覚えておきましょう。

3.具体的なエピソードを盛り込む

そして、志望動機には、実際に経験したエピソードを盛り込むのが効果的です。

  • 長くならないよう簡潔に要点をまとめる
  • 話にメリハリをつける
  • 過去に問題を解決したエピソード

エピソードを語る際の順番として覚えておくべき基本構成があるので紹介します。

私は○○で○○を経験しました。(経験)
その過程で○○の問題に直面しました。(問題)
そのため、私は○○を試みました。(行動)
その結果、○○になりました。(結果)
この経験を活かして貴社で○○として貢献していきたいと考えています。(結論)

経験→問題→行動→結果→結論

このように具体的なエピソードを盛り込むと、志望動機は伝わりやすく筋が通った内容になります。