10分後にマアナゴ登場
置きザオをし、10分後。アタリが出始める。落とし込みのアナゴのアタリは特徴がある。「コツン…!コツン…!」とドアノック程度にティップを真下へたたく。エサを飲み込み終わると今度は、ラインが振り子のように左右へ振れ出す。振れ始めたらアワセの合図だ。
1尾目は手ごろなサイズのマアナゴだった。釣れたアナゴはハリスごとカットしてクーラーへ入れる。魚をさばく際に、ハリは洗って回収し、再利用する。そのため、予備でいくつか作っておいたハリスを結び直し、手返しよくアナゴを狙っていく。
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1時間で目標3尾達成
継続して狙っていると30分後に2尾目がヒット。2尾目も私が好んで狙っている150g以下のサイズだった。150gまでのマアナゴは、煮ると小骨が当たらなくなるボーダーラインのサイズと言われているためだ。
そこから10分後、3尾目ヒット。これは少し大きめで150gを超えたサイズだった。目標の数が釣れたところで本日は納竿。堤防へ移動後の実釣時間は21~22時。1時間という短時間ではあったが3尾の釣果を得ることができた。
いつもであればこの堤防でキビナゴを使うと、タチウオやカサゴ、キジハタなども釣れるが、今回はマアナゴのみの結果となった。
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手軽に楽しめるアナゴ釣り
落とし込みは、シンプルな仕掛けで、根掛かりリスクを避けつつ、キビナゴ20尾300円でアナゴを狙える釣りだ。必要な消耗品も、ハリス・ハリ・エサ・オモリくらいで、オモリとハリもなくさない限りリサイクルが可能だ。
近縁種であるクロアナゴは、1mを超える個体もおり、そもそも大型化しやすく引きが強いため、狙って釣る人もいる。ぜひおすすめしたい釣りではあるが、アナゴは夜釣りでないと釣れないので、寒さや風などの対策、ヘッドライトや安全装備は十分に行うように推奨する。
<野口昭伸/TSURINEWSライター>
提供元・TSURINEWS
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