新子の群れ発見

どこか入れるポイントはないかと辺りを見回していると、親子連れのお父さんらしき人がエギングをしているのが見えた。その隣が少し空いていたので移動してその方のエギの周りを見てみると、なんとすごい数の新子の群れがいる!その方に声を掛けて隣に入らせていただき、ぼくもそこでエギを投げさせてもらうことにした。着水してフォールしていくエギの周りを、何杯もの新子が追いかけて行くのが見える。パンパンパンッとエギを跳ね上げると、我先にとエギに飛びつこうとする。

エギカラー変更でヒット

さすがにすぐにはエギを抱かないが、新子の数が多いと他のイカにエサを取られまいとする心理(?)が働いて、明らかにエギに対する反応がいい。一杯がエギに近づくとすぐに周りにいるイカも寄ってくる。ここで目先をかえようとエギのカラーをブラック金グローにチェンジ。エギを軽くキャストして2mほどフォールさせ、表層までダートさせて止めると、たまらず一杯の新子がエギに飛びついた。

秋の『新子』アオリイカシーズンスタート 2日間のエギングで12杯
エギカラー変更でキャッチ(提供:TSURINEWSライター森英雄)(画像=『TSURINEWS』より 引用)

このポイントでは釣った新子が墨を吐いても、まだ多くのイカが逃げることなく浮いていた。ほんの少しエギを投げるところをずらしたりしながら、この後もこのポイントで4杯の新子を追加することができた。