目次
アシナガバチに刺されるのを防ぐには
アシナガバチに刺された時にまずやろう
アシナガバチに刺されるのを防ぐには
色の薄い衣服で出かける
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ハチは動くもの、濃色系のものに刺激される携行があります。黒っぽい服装はアシナガバチの絶好の攻撃対象になりやすいですので、きる限り白や明るい色の服を着ましょう。また、長袖、長ズボン、帽子を着用するのがおすすめです。
匂うものは身に着けない!
アシナガバチも甘いものが大好きです。甘い香りの香水や整髪料などにも寄ってきます。汗にも寄ってきますのでお風呂でしっかり汗を流し、当日は匂いのする物は身に着けないようにしましょう。
ジュースの空き缶などの放置もダメです。もし、置いておくなら水で中をよく洗ってからです。
アシナガバチを見つけても慌てない!
アシナガバチは基本おとなしく自分から襲いかかることはほとんどありません。ハチを見つけても刺激しないように注意してください。
大声・大きな物音は要注意で、ハチが近づいても振り払わないようにしましょう。と言ってもハチが近付いてきたらできないですよね。でも方法を知っていれば多少は抑えられます。
アシナガバチに刺されたらどうなる?
人によって症状は違いますが、刺された周辺に痛みやかゆみ、腫れなどが出ます。ひどく腫れることも多々あります。もう少し重いと、めまい・吐き気・息苦しさ・体のだるさ・発汗・じんましんなどが起こります。重篤な場合は脈拍異常・腹痛・嘔吐・血圧低下・呼吸困難・意識障害なども起こります。
いずれの場合でもアシナガバチに刺されたら病院で診てもらのがおすすめです。
アシナガバチに刺された時にまずやろう
刺されたら安全な場所に退避しよう
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まずはそれ以上アシナガバチに刺されないように安全な場所に退避しましょう。アシナガバチは人を刺した後も針を持ち続け、同じハチに再度刺される恐れがあります。
そして、刺された場所の近くには巣があるかもしれません。まずは慌てることなくその場から20m以上離れた所に退避してください。
症状を観察しよう
安全な場所に退避したら刺された患部を中心に異常を確認します。体を動かすと毒が早く回りますので、退避するときも含めて体はできるだけ動かさないようにしましょう。仰向けに寝かせ、何かを台に足を高めに保持する姿勢がいいでしょう
局所の症状は刺された周辺の変化で、痛み・かゆみ・腫れなどがあり、周辺に薬を塗り冷やすことで対処できます。全身症状の場合は重症ですのでもう少し説明を加えます。
全身症状
刺された患部以外の異常です。めまい・吐き気・息苦しさ・体のだるさ・発汗・じんましんなどに注意して、刺された後最低1時間は注意してください。治まったとしても早目に病院で治療を受けましょう。
脈拍異常・腹痛・嘔吐・血圧低下・呼吸困難・意識障害などは至急の治療が必要です。迷うことなく救急車を要請してください。アナフィラキシーショックかもしれません。
アナフィラキシーショックだったら
アナフィラキシーショックはハチ毒・食物・薬物などが体内に入った時に起こるショック状態です。放置すると短時間で命を落とすことがあります。
重篤なアレルギーのある人の多くはエピペンという注射器を病院から処方されていて、注射することで症状を和らげ、救急車到着までの時間が稼げます。エピペン注射は誰でも打つことが許されています。