目次
システムキッチンを交換するリフォーム
 ・値段を少しでも抑えたい場合
 ・見た目やスペックにこだわりたい場合
オプションで人気の便利すぎるビルトイン家電
 ・ビルトイン食洗機で広い調理スペースを確保
 ・大容量でスペースをとらないオーブンレンジ

システムキッチンを交換するリフォーム

リフォームでキッチンをより便利に。素材や形の選び方を紹介
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

システムキッチンのリフォームは、工事内容や設置する設備の内容によって価格が大きく変わるため、注意が必要です。

「リフォームの費用を削減したいのか」「見た目と機能性にこだわりたいのか」など、キッチンに求める内容によって選択肢が異なります。システムキッチンをリフォームする際のポイントを確認していきましょう。

値段を少しでも抑えたい場合

リフォームする際の値段を少しでも抑えたい場合には、いくつかの方法があります。

1つ目は、キッチンの位置を移動しないという方法です。キッチンの場所を移動してしまうと、その分の工事費用がかかってしまいます。そのため、費用を少しでも抑えたい場合は、キッチンの移動は控え、システムキッチンのみを交換した方がよいでしょう。

2つ目は、キッチンのグレードを下げるという方法です。材質やオプションが違うだけでキッチンの値段は大きく変わります。シンプルなモデルを選ぶ、不要なオプションをはずすだけでも、価格を抑えることが可能でしょう。

低価格でも機能性に優れた素材

低価格であっても機能性に優れた素材を使うのも、リフォーム費用を抑えるポイントです。

例えば、「ステンレス」の天板を選ぶだけで、人造大理石の天板を選ぶよりもコストダウンができることがあります。この2つは見た目が違うだけで機能面に大きな違いはほぼありません。

また、コンロを選ぶ際も表面を「ホーロー」にすると、価格を抑えやすいです。

ホーローは、硬いもので擦っても傷がつきにくいなど、耐久性に優れているのが特徴です。

見た目やスペックにこだわりたい場合

キッチンの見た目やスペックにこだわりたい場合は、素材や設備に着目する必要があります。 見た目と機能性が両立している素材と設備をご紹介します。

人造大理石クォーツストーンの天板

人造大理石の天板は、天然石のような高級感溢れる外見だけでなく、汚れが染み込みにくいという機能的な側面も兼ね備えています。

以前は、その入手の難しさから購入しにくい価格帯のものが多かったですが、近年ではクォーツストーン天板の普及に伴い、手の届く値段のものも増えてきています。

衛生的なタッチレスの水栓

衛生面と利便性を兼ね備えたキッチン器具として、タッチレスの水栓が話題になっています。

食材で手が汚れていたり、食器を持っていて手がふさがっていたりする時でも、センサーに手をかざすだけで水を流すことが可能です。蛇口に触れなくてよいので衛生面でも優れています。

オプションで人気の便利すぎるビルトイン家電

リフォームでキッチンをより便利に。素材や形の選び方を紹介
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

キッチンリフォームをする際のオプションとして、人気があるのが「ビルトイン家電」です。普段の調理が楽になる、便利なビルトイン家電をいくつか紹介していきます。

ビルトイン食洗機で広い調理スペースを確保

ビルトイン食洗機を設備することで得られるメリットとして、調理スペースを確保できるという点が挙げられます。

システムキッチンの一部に組み込むため、ごちゃごちゃした配線が見えずスタイリッシュな見た目を実現できます。据え置き型よりも大容量のものが多いのも、人気の理由の1つです。

大容量でスペースをとらないオーブンレンジ

調理の際にあると便利ですが、思ったよりもスペースが必要な家電がオーブンレンジです。そんなオーブンレンジもビルトインのものが販売されています。

据え置きのものと比べ、省スペースを実現することはもちろん、200Vの電源を選択できるため、調理できる料理の幅も広がります。