■勘違いしやすい日本語5.確信犯
「確信犯」という言葉を「悪いことであるとわかっていながらされる行為や犯罪、もしくはその行為を行う人」だと思っている人は非常に多い。
「たまたまカンニングしたって言っているけど、あれは絶対確信犯でしょ」という使い方はそもそも間違いなのである。
本来の意味合いとしては、「政治的・思想的・宗教的等の信念に基づいて正しいと信じてなされる犯罪行為、又はその行為を行う人のこと」である。
つまり、「悪いと自覚してされる行為」ではなく、「良かれと思った行為が実は悪いことだった」という意味合いで使用する言葉なのだ。双方は正反対の意味合いを持つため、「確信犯」を使用する際は注意が必要である。
■まとめ
今回は、ほとんどの人が勘違いしている日本語を5つ紹介した。
「多くの人がそう使っているから」という流れで、言葉の意味を履き違えて使っている人が非常に多い。日常会話で間違える分には問題ないのだが、重要な場面や大衆に見られている場面で間違えると、大恥をかいてしまう可能性があるため注意しよう。
ほかにも、多くの人が勘違いしている日本語は多数存在するため、気になる人はほかの言葉も調べてみてほしい。
提供元・男の隠れ家デジタル
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