目次
エンジニアが副業をするデメリット
おわりに

エンジニアが副業をするデメリット

副業を行ううえでの、メリットだけではなくデメリットについても確認しておきましょう。

デメリット1. 労働時間が増える

「所得を増やせる」というメリットがある一方、当然ですが「労働時間が増える」というデメリットもあります。

プライベートの時間がなくなったり、体調を壊してしまうことも。時間と体調の管理には十分に気をつけておきましょう。

デメリット2. 本業に悪影響が出るリスクも

副業に時間を取られ過ぎてしまうと、本業の仕事が全然進んでいない……なんてことも。副業をすることで本業のパファーマンスが著しく低下するようなことはあってはいけません。

また、サラリーマンをしている方が副業を始める場合、要チェックポイントが自社の「就業規則」です。まだまだ副業を禁止している企業も少なくありませんので、自社の就業規則をチェックし、事前に手続きは踏んでおきましょう。

デメリット3. 自分で税金を管理する必要がある

サラリーマンの場合、所得税は給与から天引きされ、過不足については年末調整で精算されるので、税金に関してあまり意識することはありません。

しかし、副業を始めたらそういうわけにもいきません。副業の収入は、会社が実施する年末調整の計算に入れることはできません。副業の稼ぎが年間20万円を超えた場合には、原則として確定申告が必要です。そのままにしておくと「申告漏れ」という恐ろしい結果になってしまうことも十分にあります。

面倒くさいかもしれませんが、自分の税金に関してはしっかり把握しておきましょう。

おわりに

週1副業ですと、クライアントからしても「週1でこの人は何ができるのか?」といったところにシビアになりますので、基本的に経験を積んだエンジニア向けの働き方になってしまいます。

ご自身がエンジニアとしての経験が浅いと感じているのならば、簡単な案件からでもいいので、エンジニアとしての実績を今からでも積み上げていきましょう。

(執筆:S-KAYANO 編集:Shinohara Kyohei)

提供元・Workship MAGAZINE

【関連記事】
フリーランスで爆死しないためのリスクマネジメント 〜独立、その前に!〜
仕事の名義、正解ってあるの? ~フリーランス、名義をどうするか問題~
フリーランスの名刺論 〜それ、覚えてもらえる名刺ですか?~
"祈られない" 営業方法 ~提案の正解、たぶんこれです~
フリーランスのアンガーマネジメント ~ちょっと待て、その一言がブタのもと~