在宅ワークも浸透してきており、それに合わせて副業をやってみたいと思っているITエンジニアが増えてきています。

しかし副業には興味はあるものの、平日は残業含めて本業の仕事があり、まとまった時間がなかなか取れないのも本音。「週1くらいから挑戦できる副業案件はないかな……」と探しているエンジニアの方も少なくありません。

実際のところ、週1の副業案件はあるのでしょうか。今回はエンジニアの週1副業事情について解説していきます。

目次
エンジニアが週1で副業するのは難しい?
エンジニアが週1で副業するコツ

エンジニアが週1で副業するのは難しい?

単刀直入に言うと、エンジニアが週1で副業するのは簡単ではありません。経験の浅いエンジニアなら尚更です。

副業として週1でできることは、やはり限られてきます。エンジニア副業案件の最低条件は、週10時間~が目安となっているところが多いです。「日曜日に10時間、副業として働きます!」と言うならば可能かもしれませんが、その日は完全に副業で潰れることになります……。

一方で週2日はたらく副業だと、土日で5時間ずつ働いて計週10時間といった感じで負担を分散させることができるので、より現実的かもしれません。経験豊富なエンジニアの方でも、週2日~という方が多いです。

エンジニアが週1で副業するコツ

週1で副業するならば、おさえておきたいコツがあります。それぞれ確認しておきましょう。

コツ1. プログラミングよりも「教える側」の仕事を探す

プログラミングをメインに行うエンジニアは、仕様変更にも柔軟に対応できる必要があり、週1だとそれは難しいのが現実です。

ただしエンジニアとして豊富な経験があるのならば、プロジェクト全体のアドバイザー的な立場として週に1度アドバイスを行う仕事や、プログラミングスクールの講師など、教えることに重点を置いた仕事であれば週1副業案件はあります。

コツ2. 日中でも連絡が取れる状態を整える

たとえ週1案件だとしても、エンジニアが副業する場合、レスポンスの良さは重視されるポイントです。

稼働時間外でも、チャットやメールなどで適切なコミュニケーションが取れる準備は整えておきましょう。

コツ3. 自分のスキルレベルに合ったものを探す

案件によっては、特定のスキルや実務経験を条件にしているところもしばしば。自分がどのような案件なら完遂できる能力を持っているか、判断することはとても大切なことです。

受注した後にキャンセルしてしまうと、自分の評価が下がってしまい、今後の受注にも悪影響を及ぼす可能性も十分に考えられます。安易に条件がいいからといって飛びつかないように注意しましょう。