時間帯
例年この時期の釣りは、「水温」をキーワードにしている。今年は例年に比べて少し水温が低いため、そこはいつも以上に重要視する必要がある。先ほども述べたが、稚アユは水温8度を超えると遡上を始め、15度前後で活発に遡上するようになる。上りマダカのハイシーズンは、水温15度前後ということになる。
また近年では雪代が少ない年も多い。そのような年は、それほどシビアに「水温」を考える必要はなく、「最適な水流」に重きをおいてほしい。
またもう1つ大切なキーワードがあり、エサとなる「稚アユの遊泳時間」だ。それは日中であり、特に活発に遊泳する朝方、夕方だ。またそれに潮時間が絡んでくると理想的だ。
良型主体にヒットする
上りマダカは一発大物狙いであり、掛かれば大半が40cm以上になる。例年40~60cmくらい(時には80cmオーバーも)が一番多く上がるのもこの時期だ。「良型を釣りたい」、「日中にマダカを釣りたい」と考えている人にはもってこいの時期だ。
また近年居残りマダカの存在もあり、木曽三川では一年を通して釣りを楽しめるようになった。
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ここ木曽三川では、河口域から上流域まで車横付けのポイントが数多くある。特に立田周辺は、トイレが完備されたバーベキユー広場やグラウンドゴルフ場がある。また近くには国営木曽三川公園や歴史資料館もあり、レクリエーションの場としても確立しつつある。ファミリーにはもってこいの釣り場だ。ぜひ、皆さん春の木曽三川に出かけてみてはいかがだろうか。
<週刊つりニュース中部版 桑山卓久/TSURINEWS編>
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提供元・TSURINEWS
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