目次
スーツの袖丈を決める際のポイント
スーツの袖丈の測り方
スーツの袖丈を決める際のポイント
ここからは、スーツの袖丈はいったいどのようなポイントに着目して決めて行けば良いか、以下にそのポイントを3点ご紹介します。快適で落ち着いた気持ちでスーツを着用するためにも、最適な採寸値を知った上で効率よく行っていきましょう。
ポイント①袖丈は両腕測る
オーダースーツを作成する際、スーツの袖丈を採寸する時は、必ず両腕それぞれの長さをきちんと採寸しておくことが大切です。これは、左右の腕の長さが異なることがあるからです。
そのため、実際に採寸を行う際は、必ず右腕、左腕、それぞれの長さをきちんと測った上でオーダースーツを作成していきましょう。
ポイント②ダブルカフスシャツを着る場合は袖丈を短めにする
とてもおしゃれで華やかな見え方をする「ダブルカフスシャツ」は、フォーマルシーンで着用する機会が多いため、そのようなシャツを着用する場合は、スーツジャケットを実寸地から少し短めにオーダーしておくのがおすすめです。
フォーマルで着用するスーツを1着持っておく際は、ぜひ袖丈の長さに注意してオーダーしていくようにしましょう。
ポイント③本切羽は袖丈の直しが難しいことを踏まえておく
「本切羽」の袖詰めを行う際、どれでも袖詰めが可能であるとは言い難く、この時、ボタンホールまである程度の長さを持たせている場合は、袖口から詰めていくと良いでしょう。
もしも袖口から詰められないという場合、少々難ある作業となることから、高い技術を持つ職人が在籍するスーツ店を利用して袖丈の直しを依頼するのがおすすめです。どのスーツ店でも受付してくれるわけではないため、事前に問い合わせを行ってからスーツを持参するようにしましょう。
スーツの袖丈の測り方
スーツをオーダーする際、実際に袖丈を測る際は、どのように行っていくのでしょうか?実寸値を採寸する際は、裁縫用のメジャーを使用して各部位の長さを正確に測っていきます。
手のひらを地面方向へ向け、斜め45度に腕を伸ばし、肩先にメジャーの0cmを合わせ、そのまま手首のくるぶしまで測ります。その部分の長さが袖丈となります。このような測り方で実寸値を測るようにしましょう。