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転職面接の自己紹介の基本内容
転職面接の自己紹介で趣味は話す?

転職面接の自己紹介の基本内容

転職の面接で自己紹介するときのポイントは?好感度をあげるコツも
(画像=(出典) pexels.com、『キャリアゲ』より引用)

簡潔に述べる自己紹介にはどのような内容を盛り込むとよいのでしょうか?限られた時間の中で自分について知ってもらうために必要な情報をチェックしましょう。自己紹介で話す基本的な内容を紹介します。

プロフィール

まず伝えるのはプロフィールです。プロフィールとはいえ、生年月日や血液型などまで詳しく話す必要はありません。『氏名』を分かりやすくはっきりと伝えることで十分です。

その上で面接に対するお礼の言葉を加えます。『〇〇と申します。本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございます』と伝えられると好印象です。

また転職先の事業に関係する仕事について、大学や専門学校に通っているときに学んでいたなら、卒業した学校名を加えてもよいでしょう。

現職(前職)について

プロフィールの次に説明するのが『現職(前職)』の情報です。業種や担当の業務が端的に分かるように説明しましょう。『現在は飲食店の店長として働き3年目です』という程度で構いません。

転職先の企業に関係する業務を行っていた経験や、生かせるスキル・資格があれば、それも簡単に伝えておくとアピールにつながります。興味を持ってもらえれば、質問してもらえる可能性もあるでしょう。

職務経歴や実績

現職(前職)で仕事をする中で、どのような職務経歴や実績を上げてきたかも伝えます。このとき意識するのは、『できるだけ具体的に数字を織り交ぜながら表現する』ことです。

例えば「客席におすすめを紹介する手書きメニューを設置し、売上の10%アップにつなげた実績があります」というように伝えると、どのような仕事をしてきたのか、面接官にはっきりとイメージを与えることができます。

すると、採用後の活躍も自然と思い描きやすくなるものです。時間に余裕があれば、『紹介した経験をどのように転職後生かしていけるか』まで伝えられるとベストです。

結びのあいさつ

自己紹介は『あいさつ』で終わります。プロフィールや職務経歴などについてひととおり伝えたら、『本日はどうぞよろしくお願いします』と締めくくればOKです。

このとき、あいさつの前に仕事や企業へ興味を持った理由や、面接への意気込みを一言プラスするとよいでしょう。意欲をアピールできますし、その後の自己PRにつなげやすくなります。

転職面接の自己紹介で趣味は話す?

転職の面接で自己紹介するときのポイントは?好感度をあげるコツも
(画像=(出典) pexels.com、『キャリアゲ』より引用)

プライベートの場で自己紹介をするときには、氏名や出身校とともに趣味に触れる機会もあるでしょう。転職のときに行う面接でも、同じように趣味について話した方がよいのでしょうか?

基本は仕事についてのみでOK

面接で行う自己紹介では、特に指定がなければ仕事やキャリアに絞って話します。そもそも持ち時間が決まっているケースが多いため、趣味について触れる余裕がないでしょう。

余計なことを話していると限られた時間がなくなってしまいます。趣味について知りたいと面接官が考えているときには、別途質問されるでしょう。そのときに応えれば問題ありません。

内容を盛り込み過ぎると時間オーバーでマイナス評価になる可能性もあるため、時間内に収められるよう、まずは必要最低限の内容に絞ることが大切です。

趣味について質問された場合

「趣味はありますか」「好きなことは何ですか?」などの質問に「特にありません」という返答は避けましょう。面接の場で聞かれるのは、面接官が趣味からあなたの思考や行動パターンを知りたいと思っているからです。

そこで特にないと返答するのは、何もアピールしていないことと同じです。必ずされる質問ではありませんが、あらかじめ好きなことや楽しいと感じることについて整理しておくと、慌てず対応できます。

趣味といっても特別なものでなくて構いません。例えばカップラーメンが好きでよく食べているなら、カップラーメンの食べ比べでもよいでしょう。表現を工夫すれば、日常の何気ないことでも趣味として語れます。