SUVならではの力強い走りと高いユーティリティー、そしてエレガントな内外装を兼ね備えたトヨタ ハリアー。

2020年に登場以来、高い人気を保ち続ける現行モデル(80系)と、今も評価の高い先代モデル(60系)を比較してみよう。

目次
トヨタ ハリアー新型(80系)と旧型(60系)の違いを動画でチェック!
トヨタ ハリアーってどんなクルマ?

トヨタ ハリアー新型(80系)と旧型(60系)の違いを動画でチェック!

トヨタ ハリアーってどんなクルマ?

1997年:初代ハリアーがデビュー

ラグジュアリー感溢れる旧型か?スポーティーさを増した新型か?トヨタ ハリアーの新旧モデルを徹底比較
(画像=『CarMe』より引用)

1997年といえば、80年代後半から続いていたクロカン4WDブームの流れから、ヨンクのユーティリティと乗用車の快適性を備えた「SUV(スポーツ・ユーティリティ・ヴィークル)」というジャンルが生まれた頃だ。

“ワイルド・バット・フォーマル”というキャッチフレーズで登場したハリアーは「高級サルーンの乗り心地と快適性を兼ね備えたクロスオーバーSUV」として開発され、後のラグジュアリーSUVの先駆けとなった。

2003年:2代目へとモデルチェンジ

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(画像=『CarMe』より引用)

2代目ハリアーは、初代のコンセプトを受け継ぎながら、安全装備を充実させ、エアサスやハイブリッドシステムなどの先進技術を備えて価値を高めたモデル。

見事に大ヒットし、2013年までなんと10年間にわたるロングセラーとなった。

2013年:3代目へとモデルチェンジ

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(画像=『CarMe』より引用)

3代目ハリアーは日本に導入されなかった4代目RAV4をベースに、日本国内専用モデルとなって登場。

日本専用としたことからサイズダウンが可能になり、凝縮感のあるクーペライクなスタイルに磨きがかかった。

ラグジュアリーSUVとしてのキャラクターを際立たせた3代目の人気は若者にも広がり、ハリアーというブランドを確固たるものにしたと言える。

2020年:4代目へとモデルチェンジ

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(画像=『CarMe』より引用)

3代目もロングセラーとなり、4代目が登場したのは6年後の2020年。

ベースとなるRAV4がフルモデルチェンジし「GA-Kプラットフォーム」を採用したことで、ハリアーも同じプラットフォームを採用し刷新されることになった。

人気の高かった3代目のスタイルを踏襲しながらもよりクーペ感を強め、新プラットフォームの採用により走りの性能、質感も大きく向上した。