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ニートが確定申告する場合の3つの手順と方法
ニートも確定申告は必要!
ニートが確定申告する場合の3つの手順と方法
必要書類について理解できたところで、ここからはいよいよ確定申告の手続きの流れを解説していきます。
確定申告の手続きは、大きく3つのステップに分けられます。
それぞれのステップに必要な情報を記載しているので、確実に流れを頭に入れておいてくださいね
1.必要書類を揃える
先程の項目で説明した通り、確定申告には書類の準備が必須となります。
確定申告書をはじめとする書類は全てインターネット上でダウンロードが可能です。
もちろん、税務署や市役所でも書類は手に入りますが、わざわざ足を運ばずともネットからダウンロードできるのは非常に便利ですね。
ユーくん 最初から税務署に行く必要はないんだね!
ダルマちゃん そう。ネット上で全て完結することも可能なんだ。便利になってるよ!
2.確定申告書作成
確定申告のメインとなる確定申告書の作成は、国税庁ホームページ上で行うことが可能です。
国税庁ホームページの確定申告書等作成コーナーに進みましょう。
確定申告書等作成コーナーとは、国税庁が提供している書類作成のためのサービス。
指示に従って必要内容を入力していけば確定申告書は自動的に作成されるのでとても簡単です!
ダルマちゃん 難しい税金の知識とか計算方法なんかを理解しておく必要は全くないんだ。
ユーくん そうか!しかもニートならそんなにあれこれ申告する内容もないだろうし、どうにかなりそうな気がしてきたよ!
ちなみに、確定申告書等作成コーナーでは、自動計算の過程で誤入力などにより整合性が獲れない場合にはエラーで指摘もしてくれます。
そのため、間違いだらけの申告書を作る方が逆に難しいくらい、正しい確定申告書がほぼ確実に作れるようになっているのです。
3.税務署へ提出(印刷して提出・e-Taxで提出)
申告書が出来上がったら、いよいよ提出して確定申告を終わらせるときです!
確定申告の提出方法は以下の3通り。
- 印刷した書類を税務署に郵送
- 印刷した書類を直接税務署に提出
- e-Taxでオンライン送信
ここで最もおすすめしたいのが最後に記載したe-Taxです。
- e-Taxとは
- 確定申告などの納税の手続きや、国税に関する申請・届出を、インターネットを使用して電子的に行うシステム。税務署に行かずに確定申告ができ、生命保険料控除の証明書や医療費控除の領収書などの添付書類が省略されるなどのメリットもあります。
ニートの場合、時間的に余裕がある場合が多いでしょう。
しかし、オンラインでできるところを、わざわざ足を運ぶ方法を選ぶのはコロナ禍では賢明な選択とは言えません。
e-Taxを利用する場合には、以下のものが必要となります。
- 利用者識別番号
- 電子証明書
- インターネット環境、推奨環境を満たすPC、ブラウザ
- ICカードリーダー
利用者識別番号を取得する際にマイナンバーカードがあればスムーズです。
電子証明書はマイナンバーカードに格納されているため、結局マイナンバーカードがある方が圧倒的に進めやすくなるということ。
今お持ちでない方は、今後のためにも作っておくことをおすすめします。
確定申告書類をe-Taxで送信、もしくは税務署に郵送か手渡しで提出したら、あなたのやるべきことは終わりです!
ダルマちゃん 還付金がある場合は入金を待つのみ。支払うべき税金がある場合は、納税額の通知を待っておこう!
ユーくん これなら家で全て確定申告に必要な手続きができるから、すごくいいよね!e-Tax、僕も機会があれば早速使ってみるよ!
ニートも確定申告は必要!
ニートなら確定申告なんてすることはないと思っていた方にとって、今回の記事はちょっと衝撃だったかもしれませんね。
ニートでも確定申告をするべきケースはたくさんあります。
そして、何よりも知っておかなければならないのは、「確定申告は必ずしも税金を支払うためのものではない」ということ。
支払いすぎている税金を計算し、還付金を受け取ることも、確定申告の大きな目的の一つです。
案外、これまで確定申告をしなかったことで損をしてしまっているケースもあるかもしれませんよ。
ぜひ、ご自身の状況を確認し、確定申告が必要なケースに該当するかどうかをチェックしてみましょう。
提供元・キャリアゲ
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