目次
確定申告の提出期限
確定申告が必要なニートが用意すべき3つの申告書類
確定申告の提出期限
確定申告には期限があり、その期限内に済ませておく必要があります。
通常、確定申告の期間は2月から3月15日付近(曜日により多少前後します)と定められています。
ダルマちゃん コロナの影響を考え、混雑を避けるために期限を延ばしてるんだ。
ユーくん とはいえ、結局期限ギリギリはきっと混み合うよね。早めにしておいた方が絶対いいや。
確定申告が必要なニートが用意すべき3つの申告書類
ニートでも確定申告が必要なケースに該当し、「しなくていいと思ってたのに!」と焦っている方も多いのではないでしょうか。
ここからは、確定申告の具体的な手続きについて解説していきます。
難しいことはそうありませんので、落ち着いて1つずつ進めていきましょう!
この章ではまず確定申告に必要な3つの書類について解説します。
1.確定申告書
確定申告に必要な書類のうち、最もメインとなるのが確定申告書です。
作成の流れは後ほど解説しますが、確定申告書の種類については以下の2種類。
・確定申告書A
給与所得、配当所得、一時所得、雑所得の4つの所得のみの場合に使用するもの。会社員が住宅ローン控除を受ける際などはこちらが必須。
・確定申告書B
誰でも使える申告書。個人事業主や不動産賃貸収入のある人が使用する。
どちらの確定申告書も国税庁のホームページよりプリントアウトすることができます。
ダルマちゃん ちょっと違いがわかりにくいかもしれないけど、確定申告Aの方がBより簡易的な内容なんだよ。
ユーくん 単純に控除を受けることだけが目的ならA、働いて得た収入があって、税金を支払う予定になっている人ならBってことだね!
2.源泉徴収票もしくは支払調書
確定申告で必要となる書類の中に、源泉徴収票もしくは支払い調書があります。
ユーくん 源泉徴収って聞いたことある!でもよく何のことかは分かってないかも‥。
源泉徴収票は、給与所得がいくらあり、所得税をいくら収めているかが書かれている書類です。
一般的に会社員が源泉徴収票を手にするのは、年末調整後のタイミングか会社を辞めたときです。
以前の職場を年の途中で辞めた場合には、確定申告の際に源泉徴収票が必要となります。
ダルマちゃん 源泉徴収票を見ないと、すでに収めた所得税の金額も分からないからね。
通常、退職時には企業が源泉徴収票を作成しますが、もしももらえない場合には、発行してもらうようにあなたから会社に言いましょう。
ちなみに、支払い調書とは企業や個人事業主が作成する書類で、報酬や契約金などを支払った金額の証明に使うものです。
今後フリーランスになる人もいるかもしれませんので、知識として知っておきましょう。
3.控除の種類ごとに定められた必要書類
最後の必要書類は「控除を受けるために必要な書類」です。
ふるさと納税や、生命保険、住宅ローンなど、控除には様々な種類があります。
例えば、ふるさと納税で控除を受ける場合には、「寄附金受領証明書」を準備する必要があります。
生命保険控除をうける場合には、生命保険会社から送られる「控除証明書」が必要です。
ダルマちゃん 受ける控除の種類で必要書類が変わるんだ。
ユーくん そうか。忘れずにしっかり準備しておかなきゃ控除が受けられなくなっちゃうね。