こんにちは、フリーライターのゆぴです。2019年に会社を辞めて独立し、現在はフリーランスとして働いています。

わたしがフリーランスとして独立することになったとき、母から投げかけられたシンプルな一言があります。

「えっ、お金大丈夫なん???」

普通はもっといろいろ聞くことがあると思うのですが、母が真っ先にお金の心配をしたのには理由があります。それは、わたしがお金の管理に関して超絶ルーズだから。

無駄遣いをするというよりは、「いま口座にいくらあるのか」「来月はいつ請求が来るのか」というのを管理するのがものすごく苦手なんですね…。

というわけで、今回はADHDのわたしが、ズボラながらも最低限やっているお金のアレコレについてお話しします!

目次
すべて「引き落とし」を徹底する
口座とカードを複数個持ったら終わる

すべて「引き落とし」を徹底する

わたしがフリーランスになってから一番最初にやったことは、前の会社からの保険の引き継ぎでした。

保険にはさまざまな種類がありますが、どうも普通に国民健康保険に加入するよりは、会社員時代に入っていた「関東ITソフトウェア健康保険組合​​」のほうが、制度的によさそうだと思い、引き継ぎの手続きをしました。

ところが、引き継ぎをした翌月、普通に支払いを忘れて失効しました。

これ、めちゃくちゃ恥ずかしい話なんですよ。

だって「保険の引き継ぎ方法」みたいなブログも意気揚々と書いてたし、まわりのフリーランスにもエラそうにアドバイスをしていた矢先に即失効したんだから……。情けなくてしばらくは失効したことを内緒にしていました。というか今はじめて告白しました。

この一件から学んだことは、「はじめから引き落としができるものは、速攻で引き落としにする」こと。だから、電気代もガス代もすべて口座引き落としか、クレジットカード払いにしています。銀行振込やコンビニ振込は確実に忘れますからね。

所得税も同じで、振込用紙が紙で送られてくるとついつい後のばしにしてしまうのですが、さすがにこれは引き落とし設定ができないので、届いたらその場でスマホから振り込むようにしています。なお、一度支払いを忘れてまた不幸の手紙をいただきました。もうイヤ!

紙で支払う文化、どうにかならんのかね!?

……と嘆きつつ、とりあえずすべての支払いが自動的にされるような設定にしておくこと、地味に大事です。

口座とカードを複数個持ったら終わる

ADHDはマルチタスクが苦手です。そんなわたしたちが複数枚クレジットカードを持っていいはずがねぇ!

たとえば、わたしは一時期とあるショッピング施設を気に入っており、それに合わせて施設のクレジットカードを作ったのですが、引越しやオンラインショッピングに移行したこともあり使わなくなってしまったんですよね。そんなクレジットカードたちがカードケース(墓地)のなかにみちみちに詰まってます。

でも本来、フリーランスは口座もカードも少ないほうが圧倒的に管理しやすいんです。

使うカードがひとつなら、引き落とし日を管理しなくても良くなるし、「引き落とし日なのに口座にお金を入れ忘れた!」ということもなくなるから。

余談ですが、わたしはクレジットカードの契約住所が実家になっており、以前口座にお金を入れ忘れて不幸の手紙が親のもとへと届いたときは、「お金ないの……?」とものすごく心配されました。おかげでいまだに「お金がない子」認定をされています。こんな悲劇は二度と起こしたくないですね。

いろんなポイントとの兼ね合いはあれど、そこはぐっと堪えて口座とクレジットカードは絞ること。今のところ、メイン口座はメガバンクで、メインカードはよく使う路線でポイントがつくものにして、サブとして投資用の口座とカードを所持するスタイルに落ち着きました。

本来は事業用と個人用で分けるべきなのですが、クレカを2枚も持ち歩くのがだるくてできていません。可能な方はぜひ分けましょう。確定申告が格段にラクになるはずです……。