ピッチャーのケアは必須!ストレッチ方法
ピッチャーは、腕や肩に常に負担がかかるポジションです。そのためケアを行なう必要があります。 ここからは、ピッチャーが行うべきストレッチ方法について説明していきます。肘と肩のストレッチについてそれぞれ動画で解説しているので、しっかりと行い怪我をしないように注意しましょう。
肘のストレッチ
肘のストレッチは、指から手首、腕にかけて行ないます。
まずは、指のストレッチです。指を1本ずつ反らします。
縦方向だけでなく横方向にもストレッチしてあげましょう。これを行なうことで指がリラックスします。
手首は、腕を伸ばして上下2曲げているとほぐれます。
上腕のストレッチは2つあり、表を伸ばしたい場合は、腕を伸ばして内側に捻り、肩を後ろに回していきます。裏側を伸ばしたい場合は、腕を身体側にまげ、手で肩を触ります。
もう片方の腕は肩を触ります。その状態でもう片方の腕で後ろに引っ張ります。
このような方法で肘をストレッチしていきましょう。
肩のストレッチ
肩のストレッチでは肩周りの柔軟性を出していくことが目的です。
注意点として痛くなるまで伸ばさないことです。30秒間のばすようにします。
1つ目のやり方です。
最初に正座をします。両手をできるだけ前に着きます。その状態のまま肩を伸ばしましょう。20秒から30秒間続けます。
次の方法は、星座の状態から片方の手を斜め上に出し、その状態から腕を内側にひねり、身体を地面につけるようにしましょう。頭はもう片方の腕に付けておきます。その状態で30秒間キープです。
3つ目の方法では横向きで寝ます。下になった方の腕を立て、もう片方の腕で下に倒していきます。痛いところの手前で止め、30秒間キープしましょう。
この3つの方法が肩の柔軟性を上げる方法です。毎日続けることで肩の柔軟性が高まり、怪我の確率が少なくなるとともに、肩の可動域が広がっていきます。
ピッチャーが使っている謎の粉!ロジンとは?
ロジンバッグとは滑り止めの粉末を布製の袋に詰めたのです。
叩いたり握ったりすることで適量の滑り止めを出せます。ボールに回転をかける際の引っかかりを良くするために使っています。
ロジンバッグの中身の成分は松ヤニと炭酸マグネシウムです。松ヤニは滑り止めの役割を持ちますが、粘着力がありすぎるので皮膚を傷つける可能性が高いのです。
それを防ぐのが炭酸マグネシウムなのです。割合で言うと松ヤニが20%、炭酸マグネシウムが80%くらいだそうです。