ピッチャーからキャッチャーまでの距離は?

ピッチャーからキャッチャーまでの距離は一般的に18.44mです。 なぜなら、アメリカで距離が決められた際に60フィート6インチと決定したためです。

なぜ60フィート6インチに決まったかというと、投手とホームの距離を決める時、本当は60フィートと書かれていたものを60フィート6インチと読み間違って記録し、それが定着してしまったからだと言われています。

18.44mは、プロ野球での距離で、小学生からプロ野球までの距離をまとめると、

リトルリーグ14.02m

少年野球16m

中学野球18.44m

中学生以上はプロ野球と同じ18.44m です。

女子野球は16.8m

ソフトボールは小学生が10.67m

ソフトボール女子は13.11m

ソフトボール男子、リトルリーグは14.02 m

となっています。競技形態や、年齢によって距離が違うのですね。

ピッチャーの上達ポイント

ここからは、ピッチャーが上達するのに必要なポイントを紹介していきます。 今回紹介するのは、球速アップ、コントロールアップ、フィールディングの3つです。

どれも投手として大切な要素です。自分に必要なところから一つ一つ練習していきましょう。

球速UP
コントロール
フィールディング

球速アップ

球速アップのトレーニングとして、メディシンボールを使う方法があります。

第1の方法は投球方向に足を開き、投球幅から下半身の動きを連動させる方法です。腕を振らず下半身の力だけで投げるのがポイントです。

上半身と下半身のひねりを利用し、進行方向にまっすぐ投げましょう。

第2の方法は、メディシンボールを持ったまま股関節に力を入れ、しゃがんでで上にボールを放り投げる方法です。これも腕を振らないのがポイントです。

フォローの時も腕や下半身を止めずに振り切りましょう。背中と腰に力を入れ、飛び跳ねるように投げます。

第3の方法は、進行方向に対して正面を向き普段ピッチングをする際に上げる方の足を上げ、そのままボールを放り投げます。

下半身と上半身を連動させ、遠くに飛ばすことを意識しましょう。下の反発を上に伝えるようになることが目的です。

これらの練習方法ポイントとして、腕を振るのではなく下半身に連動させるいしきで行ないましょう。各方法を10回ずつ1~2セット行うと球速が上がるそうです。

コントロール

コントロールを良くするためには、リリースポイントを安定させることです。

リリースポイントの理想位置として、手を後ろにまげ、そこから手を伸ばした高さです。

リリースポイントを安定させるとコントロールが良くなります。自分のリリースポイントを覚えるようにしましょう。

さらに、踏み出した足を開かないのがポイントです。母指球から踏み出すようにするとタメができて開きにくくなります。

実際に投球する際にはグラブを付けている方の手で壁を作り、グラブを引いてから腕が出ていくイメージ投げましょう。

体がひらかないことででリリースポイントが安定します。

このようにコントロールを良くする方法はたくさんあるので、一つずつゆっくり取り組んでいきましょう。

フィールディング

いくらピッチャーが投げるのが仕事と言えど、守備もしなければなりません。

フィールディングの際はスローイングを良くするために、体に近い位置でボールを取ることが大切です。

ちなみに、遠くで取ってしまうとスローイングしづらくなってしまいます。

キャッチングの際は、捕る方の足を前に出して捕りますが、反対側の足が伸びきるとのターンしづらくなってしまうので、投球する方の足でキャッチするイメージをもちましょう。

スムーズに投げられるように練習していましょう。