目次
果たしてニホンザルは温泉に入浴していたのか???
地獄谷野猿公苑へ行く際に注意すること
果たしてニホンザルは温泉に入浴していたのか???
この日は暖かく、お猿さんはお風呂には入っていませんでした。この温泉は源泉かけ流しでお湯の温度は40℃くらいだそうです。

温泉のそばにたたずむお猿さん。。。

冬場は毛皮に覆われたようにふさふさしていますね。秋の終わり頃から長く厳しい冬に向け、体毛の量と長さが増すそうです。

妄想しているのかしら...。

温泉には入らずこちらに向かってきました。

ん?何しているのかな?

正面から見ると温泉を飲んでいるような...。

係員に伺ったところ、この行為が何をしているのかまだ分かっていないそうです。温泉の成分を摂るために飲んでいるのか、体温を上げる(キープする)ために口をつけているのか、ただ遊んでいるのかなど信州大学と研究中だそうです。
それにしても可愛いですね。

こちらではグルーミング(毛づくろい)中です。

グルーミング(毛づくろい)はシラミやシラミの卵を取り除き、体を清潔に保つとともに、サル同士のコミュニケーションでもあるそうです。

兄弟かな?とても仲良しでした。

小猿同士がくっついています。

ちなみにこれは真冬の写真。温泉に入るサルは、厳しい寒さをしのぐため。なので、主に気温が低く、暖かい日差しがないときに温泉に入るそうです。1日中入浴しているわけではなく、時間が決まっているわけでもありません。気温や天候、サルたちの気分によって入浴の頻度や頭数は大きく変わるそうです。

<写真提供:信州たてしな観光協会 渡邉岳志氏>
地獄谷野猿公苑の売店です。お猿さんのグッズがたくさん販売しています。ぜひお土産にどうぞ!

地獄谷野猿公苑の売店に貼ってあったポスター。まさにスノーモンキーですね。

地獄谷野猿公苑の四季。四季に渡りニホンザルの活動を知ることができます。

地獄谷野猿公苑へ行く際に注意すること
- 冬期は冬装備が必要です。服装、滑り止め(軽アイゼン)の靴は必ず必要です
- 早ければ11月から雪が振り始めます。遅ければ4月まで雪が降り、地面には残ります
- モンキーパークバス停から地獄谷野猿公苑駐車場まで徒歩10分
- モンキーパークバス停から地獄谷野猿公苑山道入口まで徒歩12分
- モンキーパークバス停から地獄谷野猿公苑入口まで徒歩42分
- 地獄谷野猿公苑駐車場から地獄谷野猿公苑山道入口まで徒歩2分
- 地獄谷野猿公苑駐車場から地獄谷野猿公苑入口まで徒歩32分
※無冠雪時期は5分程度時間が短縮されると思います。
- 山道に入ると売店がありません。ドリンクは事前に用意しておきましょう
- 山道に入るとトイレがありません。駐車場のトイレを利用しておきましょう
- 冬期は16時頃には真っ暗になり山道を歩くのは大変危険です
- 車の場合、春から秋にかけて(4月から11月頃)は渋温泉から地獄谷駐車場までアクセスが可能です。しかし、とても狭い道なので通行には注意が必要です。こちらの駐車場(有料)からだと地獄谷野猿公苑まで徒歩15分程度です。ただし、山道を歩く服装と靴が必要です
※ナビは「上林ホテル仙壽閣」TEL 0269-33-3551 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1410で検索しましょう。
※スノーモンキーパークバス停に回されたら、ナビは「志賀高原ロマン美術館」 TEL 0269-33-8855 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1465で検索しましょう。
※大きな荷物を持っている場合、長野駅のコインロッカーに預けるか、地獄谷野猿公苑山道入口のINFO&GIFT SHOPで預けましょう。キャリーケースを持っての山道の歩行は危険です。
- 車椅子での通行もできません
★お猿さんが温泉に入浴していなくても文句を言ってはいけません!