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ブラック企業での職歴が転職の際に役立つ3つの理由
まとめ
ブラック企業での職歴が転職の際に役立つ3つの理由

ブラック企業に勤めた経験は、その後の転職にも役に立たないのではないかと不安に感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし、ブラック企業に勤めたこと自体が転職活動の際に不利に作用することはまずありません。
なぜなら、ブラック企業に問題があっただけで、ブラック企業に勤めたあなた自身に問題があったことにはならないからです。
最後の章では、ブラック企業で働いた経験が、転職の際に武器になると考えられる根拠について解説していきます。
ユーくん ブラック企業での経験は大変だっただろうけど、それでも転職時に何かの役に立つならまだ救われるよね!
ダルマちゃん そう!転職する際に「もともとブラック企業で働いていた」ことで不採用になるなどの心配はまずしなくても大丈夫なんだよ!
1.忍耐強く会社に尽くす
ブラック企業で働いた経験は、あなたの我慢強さの証明になります。
ブラック企業で働く上で必ず必要となるのは、
- どんなに激務でもやり遂げる粘り強さ
- パワハラに負けないメンタルの強さ
- 長時間労働に耐えうる体力面の強さ
などですが、これらはあるに越したことはありません。
ブラック企業でなくとも、「すぐに投げ出してしまう人」よりも、「我慢強く頑張り続ける人」の方が企業から見た印象は良いのです。
その面では、「あの会社で○年働いたなら、かなり忍耐力があるんだろうな」など、プラスの評価に繋がりやすくなります。
2.前職より高い給与を提示しやすい
ブラック企業は基本的に給与があまり良くありません。
転職時には多くの人が、「前職よりも給与が上がれば良い」と考えますが、ブラック企業からの転職時においては、その条件が叶いやすいのもメリットです。
ダルマちゃん 前職の給与が低ければ、当然転職時に給与UPを目指しやすくなるよね!
転職先の企業としても、前職低賃金でブラック企業に勤めていた人なら、「前職を上回る給与」を条件に採用しやすくなるわけです。
これは、転職する側にとってももちろん「採用されやすくなる」メリットですし、企業側にとっても「あまりにも高い給与額を提示されずに済む」ため、メリットと言えます。
3.会社に多くを求めない
ブラック企業で働いた経験のある人は、これまで会社から大切に扱われてこなかったために、会社に対してあまり期待をしていません。
- 会社に感謝されることなどなくて当たり前
- 給与は上がらないものと認識
- つねに自分より仕事を優先するのが会社員の務め
などとマインドに深く植え付けられているために、会社が自分を幸せにしてくれるなどという考えを一切持っていないのです。
そのため、ブラック企業でない企業への転職を果たすと、
- 仕事の成果が評価され給与が上がった
- 上司に褒められた
- 定時に上がることができた
など、至って普通のことに対して感動し、ものすごく喜びます。
そのため、企業目線で見ると「元ブラック企業出身」の人材は、悪い言い方をすれば扱いやすいのです。
転職活動時、「ブラック企業で働いていた」ということは、決してあなたの足かせになることはありません。
むしろ、企業からは魅力的に見えることも多い、ということを覚えておきましょう。
まとめ
今回は、ブラック企業の問題点を様々な角度から紹介しました。
ブラック企業にはたくさんの問題点があることが改めて理解いただけたのではないかと思います。
今ブラック企業に勤めている方にとっては、客観的に問題を見ることでこれまでよりもさらなる危機感を感じたかもしれませんね。
今後ブラック企業から転職する際に、ブラック企業出身であることがかえって武器になる可能性についても解説しました。
どの会社に勤めるかは非常に大切な選択です。
少しでもブラック企業の危険性を確信したら、転職を考えてみるのが良いでしょう。
あなた自身の幸せな未来のためにも、1日でも早く行動を起こしてくださいね!
提供元・キャリアゲ
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