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そのほかの転職理由の例文
転職理由は一貫性を持たせよう

そのほかの転職理由の例文

転職理由を面接で質問されたら?答えるときのポイントと例文を紹介
(画像=(出典) pexels.com、『キャリアゲ』より引用)

ほかにも以下のような理由で転職に臨む人もいるはずです。回答例を参考に、自分なりの受け答えをシミュレーションしてみましょう。

将来性のある会社に転職する場合

将来への不安から、伸び盛りの企業に転職したい人も珍しくありません。あるいは業績の悪化によって倒産や解雇などの不安があり、早急に転職したいと考えている人もいるでしょう。

将来性のある企業に転職したい場合、現在の職場の将来性に不安を感じている事実を伝えるのは問題ありませんが、ネガティブな言葉を使いすぎないように注意しましょう。

「現在、働いている企業は業界全体が縮小傾向にあり、昨年から人員整理が行われるようになりました。

私自身も営業職から事務職へと異動となりましたが、5年間で培ってきた営業の経験がほとんど活かせないのに加えて、非正規雇用という立場上、人員整理の対象になる可能性が高い状況です。

そこで、営業の経験を活かせるだけでなく、私の好きなIT分野の仕事に従事できる御社への転職に魅力を感じました。」

人間関係が原因の場合

職場での人間関係が原因で、転職したいと考える人は非常に多いものです。しかし転職の面接の場で、人間関係の問題をストレートに述べるのは推奨されません。

転職しても同じような問題で辞めてしまうのではないかと考える面接官も多いため、ネガティブな言葉を使わずに、新しい環境でチャレンジしたいという熱意を伝える方がよいでしょう。

「前職では、仲間と成功を分かち合うよりも、個人の業績が重視される傾向にあり、なかなかチームで目標を達成している実感が持てませんでした。

私はチームメンバーがお互いに認め合い、それぞれの強みを認識した上で、問題や課題に取り組む方が成功に結びつきやすいと考えております。

御社の技術部門は、チームワークの素晴らしさが業界紙で取り上げられるほど有名です。チームで目標達成を目指す喜びを感じられる職場だと聞いており、非常に魅力を感じています。」

短期間で退職した場合

前の企業を短期間で退職している場合、理由の説明にはかなり工夫を要します。

ほとんどの企業は社員に長く勤めてほしいと考えており、前の職場を短期間で辞めてしまった人は「自社もすぐに辞めてしまうのではないか?」と疑われる可能性があります。

そのため、面接官が納得できる理由を答えなければいけません。当然、嘘をついてはいけませんが、ある程度はやむをえない事情があったことや、自分なりに努力した事実を伝えましょう。

「以前働いていた企業は、広報担当として入社したのですが、実際には広報に加えて営業もしなければならない職場でした。

営業担当者として顧客ニーズを把握できるようになりましたが、本来やりたかった広報物の制作が、ほぼできなくなってしまいました。

そこで上席に相談したところ、今後は広報よりも営業の仕事がメインになると伝えられたため、やむなく転職を決意した次第です。」

転職理由は一貫性を持たせよう

転職理由を面接で質問されたら?答えるときのポイントと例文を紹介
(画像=(出典) pexels.com、『キャリアゲ』より引用)

転職理由を面接で聞かれた際の、答え方のポイントを解説しました。転職理由を説明する場合は、ネガティブな表現を避け、その企業への志望理由に結びつけて答えることが大事です。

退職理由と志望理由に一貫性を持たせ、採用後にどういった活躍ができるのかを説明しましょう。抽象的な答え方ではなく、具体例を挙げて説明するのがポイントです。

また、回答で嘘をつくのはNGで、前職の悪口や愚痴にならないように注意する必要もあります。話すべき内容と話さないことを自分なりに整理して、スムーズに答えられるように練習しておきましょう。

提供元・キャリアゲ

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