サッカージュニア年代に必要なテクニックはパスやシュートではなく、何と言ってもボールを運ぶドリブルテクニックです。そしてそのドリブルテクニックに必要なテクニックがフェイントです。ドリブルは相手ディフェンダーを抜き去ることでボールを相手ゴールまで運べるわけです。そこで今回は試合で使えるサッカーのフェイントのテクニックやコツを紹介していきます。今回紹介するドリブルのフェイトを習得すれば試合で活躍できること間違いありません。

目次
サッカーのフェイント
シザーズ

サッカーのフェイント

サッカーにおいてフェイントが必要な場面は主にドリブルの場面です。ドリブルでのフェイントとは、ドリブルの技を意味します。オフェンスであるボールホルダーは相手ディフェンダーとの1対1の駆け引きの場面ではフェイントをかけなければ抜くことはできません。ボールを保持している状態で相手ディフェンダーと対峙した際に、どのようなフェイント、技を仕掛けるのかはサッカーのプレーヤーはもちろん、観戦している側にとってもサッカーの醍醐味の一つと捉えられています。

バルセロナのメッシ、パリ・サンジェルマンのネイマール、レアル・マドリードのクリスチアーノ・ロナウドなど、世界的フットボーラーもそれぞれ得意のフェイントを持っています。以下ではサッカーのドリブルフェイントの代表格ともいえるシザーズ、エラシコ、クライフターン、マルセイユルーレットをサッカー初心者にもわかりやすく詳しく解説していきます。

シザーズ

サッカーのフェイントでジュニア年代のプレーヤーが最初に覚えることが多いとされるフェイントがシザーズです。シザーズの特徴は、サッカーのドリブルテクニックでも珍しいボールに触れないフェイントという点で、ボールを左右の足で内側から外側へまたいで相手ディフェンダーを騙すフェイントです。シザーズは一回またぎや2回またぎ、3回またぎなどバリエーションも豊富です。

そんなシザーズを得意とするのがポルトガル代表チームをけん引し、レアルマドリードで活躍するクリスチアーノ・ロナウドです。クリスチアーノ・ロナウドのシザーズの特徴は、足だけではなく、体の軸がぶれることなく上体も左右へフェイントしている点です。軸がぶれていないということは相手の動きを見ながら左右どちらにも抜けるという状態を作りだしているということです。通常、シザーズを仕掛ける場合、上体は正面を向いたままで、左右にフェイントすることはできません。

足でまたぐだけではなく、上体まで軸がぶれることなく左右にフェイントをしかけるクリスチアーノ・ロナウドのシザーズは正に神業と言えるフェイントといえます。シザーズのコツは、またいだ足の反対の足をすぐに出すことです。この次の足がどれだけすぐに出てくるかでシザーズの完成度に違いが出てきます。

出典:youtube.com