アプリダウンロードや課金、時間に関するルールが多い

 子どもにスマホを持たせるときのルールについては、78.4%がルールを決めているという。その内容として最も多かったのは「アプリ内課金やアプリのダウンロードに関するルール」、2番目が「スマホを利用する時間に関するルール」、3番目が「使用できるアプリや閲覧できるサイトに関するルール」だという。お金や時間、そして安全性に関して不安を抱いているようだ。

 小学生と中学生に限ると最も多かったルールは「スマホを利用する時間に関するルール」であり、中学生に関しては50.9%がこのルールを定めているという。自己管理が難しい間はルールをしっかり決める必要があるということだろう。

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(画像=スマホデビューの低年齢化が進んでいる、『BCN+R』より 引用)

使用時間のルールは4時間未満が大半

 スマホ使用時間のルールの具体的な時間は、最も多かったのが1時間から2時間未満。小中学生では4時間以上にルールを設定している人の割合は小学生で8.0%、中学生で3.3%と少なく、スマホの使いすぎを危惧していることがうかがえる。

 一方、高校生では45.0%が細かい使用時間を特に決めていない。実際に4時間以上スマホを使っている子どもは23.4%おり、7時間以上という回答も6.8%あった。