テンカラ釣りも楽しい
また、この時期は毛バリ釣りも非常に楽しめる時期であり、エサ釣りはひと休みして、日本伝統釣法でもあるテンカラ釣り(毛バリ)を楽しむのも一考だ。毛バリに向かって水面を割る瞬間はエサ釣りにはないスリリングさがある。
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(画像=タックル図(作図:週刊つりニュース西部版APC・津曲隼丞)、『TSURINEWS』より 引用)
本流域~里川では、水温も上がり、外道のウグイやカワムツ類が活性化して釣りづらくなってくる。アタれば超幅広な尺上ヤマメ・アマゴが顔をだす。狙いめは雨後でミミズを使っていきたい。梅雨入りまでの渇水期は警戒心も強く、見慣れたブドウ虫やミミズだとなかなか食いついてくれない。ここぞという時はヒラコ(ナデ虫)を主なエサに対応したい。
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(画像=タックル図(作図:週刊つりニュース西部版APC・津曲隼丞)、『TSURINEWS』より 引用)
源流域も本格化
また、九州脊梁山地の水系の源流域では、遅れて新緑の季節を迎え、源流釣りの本格シーズンを迎える。苔むした原生林の中で出会う在来種の天然ヤマメは、下流の放流ヤマメとは異なり、パーマークが円形に近く、魚体も色濃く大変美しい。
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(画像=源流域も面白くなる(提供:週刊つりニュース西部版APC・津曲隼丞)、『TSURINEWS』より 引用)
源流のエサは川虫にこだわらなくてよい。日ごろからエサの少ない源流域では、流下してくるエサには、何らかの反応を示すのでブドウ虫やキジで十分だ。
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(画像=タックル図(作図:週刊つりニュース西部版APC・津曲隼丞)、『TSURINEWS』より 引用)
<週刊つりニュース西部版APC・津曲隼丞/TSURINEWS編>
緊急事態宣言は解除されましたが、外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。
提供元・TSURINEWS
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