「会社員スキル」のあるフリーランスは活躍できる

フリーランスこそ「会社員スキル」が成功の鍵!? HafH・大瀬良亮が語る、活躍できるフリーランスの条件
(画像=『Workship MAGAZINE』より 引用)

ゆぴ:
亮さんは全国を飛びまわるなかで、多くの若手フリーランスにお会いしていますよね。活躍できるフリーランスの条件は何だと思いますか?

亮さん:
会社を辞めるときに「会社で学べるものをすべて学んだ」と感じていることです。僕が最近一緒に仕事をした若手フリーランスは、勢いのあるITベンチャー企業で3年間経験を積まれた方。「即レス」はもちろん、斜め45度の質問に対しても、代替案をつねに2〜3個持っていて、打ち合わせもスムーズで感動しました。

会社員の「仕事のできるスキルリテラシー」は、フリーランスの平均値に比べて高いと感じます。だからこそ、そこをしっかりやれるかやれないかで、分かりやすく差が出ます。

フリーランスこそ「会社員スキル」が成功の鍵!? HafH・大瀬良亮が語る、活躍できるフリーランスの条件
(画像=『Workship MAGAZINE』より 引用)

亮さん:
先ほど、「相手の想像以上のものを返す」という話をしましたが、これって正直会社員としては当たり前のことなんですよ。電話を誰よりも早く取ることも、進捗確認をしながら案件を進めていくことも。でも、フリーランスのなかには会社を経験していない人もいるし、若いうちに辞めてしまった人もいます。

だからこそ、会社での経験を無碍にせず、他のフリーランスとは違う自分を作る意識が高い人は活躍できる。

僕も、20代後半で独立しようと考えたこともあったけど、「まだ吸収しきっていない!」と思いとどまりました。今、フリーランスになりたいと考えている人は、会社に入っているあいだに、学べることをすべて吸収しきってからフリーランスになることで他との差別化ができると思いますよ。

フリーランスこそ「会社員スキル」が成功の鍵!? HafH・大瀬良亮が語る、活躍できるフリーランスの条件
(画像=『Workship MAGAZINE』より 引用)

「時間や場所に囚われない自由な働き方」としてフリーランスに憧れを持ち、「新卒フリーランス」を選択する若手も多いなかで、警鐘を鳴らしてくれた亮さん。

大切なのは「会社員として働いた期間」ではなく、いかに会社員のあいだに密度の高い仕事ができたかどうか。

現在フリーランスの人は改めて自分の仕事スタイルを見直してみること。そして、フリーランスへの転向を考えている人は、自分のスキルセットを冷静に俯瞰し、足りないものをすべてを吸収すると決めて目の前の仕事に打ち込んでほしいなと思います。

亮さんが運営する、定額制宿泊サービス『HafH』

フリーランスこそ「会社員スキル」が成功の鍵!? HafH・大瀬良亮が語る、活躍できるフリーランスの条件
(画像=『Workship MAGAZINE』より 引用)

そんな亮さんが運営する定額制宿泊サービス『HafH(ハフ)』。

月額2,980円から全国1000以上の施設をサブスクで利用できるサービスです。リモートワークにぴったりな「おこもり宿」やサウナーに嬉しい「サウナ宿」など、厳選された素敵なホテルやゲストハウスが盛りだくさん!

実は筆者自身もヘビーユーザーで月10泊プランで旅を楽しんでいます。日常的にホテル暮らしをしてみるのも良し。平日は都内で働き、休日はぶらりと旅に出るのも良し。自分のライフスタイルに合わせて旅を取り入れてみませんか?

(取材&執筆:ゆぴ 編集:少年B 写真:じきるう)

提供元・Workship MAGAZINE

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