ボディとサブフレームをしっかり締結!リジッドカラー

リジッドカラー(rigid collar)は通称リジカラと呼ばれ、モノコックボディとエンジンを搭載するためのサブフレームの締結部のボルトに取り付け。この部分のガタやズレをなくして、締結剛性を上げるためのチューニングパーツです。不快な振動発生も抑制できます。

大量生産の場合、各部には性能に問題ない範囲の寸法や精度の許容誤差があって、この部分で言えばボディ側やサブフレーム側のボルトを通すための孔が、ボルト径より少し大きくなっています。こうすることにより、組み立てがスムーズに行えるようになっています。また、ボディとサブフレームの接触部も完全な平面とは言えないのです。

そこで、この部分の孔にカラーを入れ、センターを出すことにより、ガタをなくそうというのが狙いです。カラーは筒部が先細りのテーパーが付き、座にツバが付いたアルミ合金製で、シーリングワッシャーのように座面が少し変形してボディやサブフレームとの密着度を増します。

これを取り付けることで、ハンドリングに節度やダイレクト感がかなり体感できるレベルで増すはずです。デメリットは取り付けに手間や設備が必要なことです。また、ボディやサブフレームの取り付け面の清掃やグリスアップ、ボディ側のメネジの清掃などが条件です。

人もクルマも本来の性能を引き出すSEV

SEV(セブ)はダブリュ・エフ・エヌ社の商品名・ブランド名で、ネーミングの由来はSafety(安全で)-Ecology(環境に優しい)-Value(付加価値の提供)です。SEVはネックレスやブレスレットなど、有名スポーツ選手たちも使用する健康用品やゴルフクラブなどのスポーツ用品が有名ですが、クルマ用品でも注目を集めています。

SEVは天然鉱石と金属で作られています。よく磁石(マグネット)と思っている方もいますが、そうではありません。SEVが発生するエネルギーが対象となる物質そのものに働きかけ、その物質が持っている本来の性能を引き出してくれます。対象となる物質は人体でも道具でもかまいません。

SEVを一言で説明すると「物質を活性化させる装置」ということです。クルマ用にも豊富なラインナップがあり、エンジン用やラジエータ用、ダッシュボード用などがあります。

エンジンがスムーズになった、乗り心地が良くなったなどのリポートが多い一方、体感できなかったという意見もあります。直営ショップや取扱店で、マイカーで体験ができるところもあります。納得できない方は是非、足を運んでみてください。

コレってオカルトチューン?それとも効果あり?
(画像=『CarMe』より引用)

チューン(tune)は本来調整という意味で、言うならば現状では発揮されていない、元々ある設計通りの性能やフィーリングを引き出す・蘇らせるということです。絶大なパフォーマンスアップではありません。

使うクルマの整備状態も大きく影響しますし、ドライバーの感覚や経験によっても体感は変わってしまいます。けれども、イジることは楽しいものです。まずは大失敗することがないような、交換しても悪さをしないものから始めてみてはいかがでしょう。

提供元・CarMe

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