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変わらない良さ・変わっていく良さの両方があることが刺激になる
自分が最初に感じた“野球の楽しさ”のように、新たな可能性を模索したい

変わらない良さ・変わっていく良さの両方があることが刺激になる

「次のステップを踏むために欠かせない居心地の良い空間」|元プロ野球選手/野球解説者・五十嵐亮太
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

「菱沼」に15年ほど通う中で、特に感銘を受けたことを挙げるとしたら“変わらない良さ”と、“変わっていく良さ”が常にあることですね。

料理にしても、変わらない良さもありながら、ちょっと変えながら進化させている。そういった料理人の志みたいなものが、僕のこれから進んでいく方向への志とも共通する部分で、刺激を受けますね。普段は仕事の話をあまりしないんですが、菱沼さんだったら嫌じゃない。心地の良い場所で自分の将来をイメージするのにもってこいの場所です。

「次のステップを踏むために欠かせない居心地の良い空間」|元プロ野球選手/野球解説者・五十嵐亮太
(画像=丁寧に調理された「ふぐ刺し」と「ふぐ唐」。食材の持つ旨味が引き出されている。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

何を食べても美味しいんですが、今はフグの時期だから「ふぐ刺し」と「ふぐ唐」をいただきました。フグ以外にも、おいしいお肉も出していただけますし、窯で炊いたごはんもおいしいので、胃袋と心を充分に満たしてくれる。

ワインはフランス産のものを中心にたくさん置いてあって、和食とワインを組み合わせて最高のひとときが味わえます。お店を出るときは、いつも幸福感に満ち溢れていますよ。

自分が最初に感じた“野球の楽しさ”のように、新たな可能性を模索したい

「次のステップを踏むために欠かせない居心地の良い空間」|元プロ野球選手/野球解説者・五十嵐亮太
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

昨年の2021年から現役生活を終えて、新しい生活がスタートしました。野球で勝負するときの刺激がなくなった寂しさもありますが、家族との過ごす時間の長さが圧倒的に変わったので、生き方が変わりましたね。振り返ってもバランス良く過ごせた1年だったのかな。野球との向き合い方もプレイヤーじゃない視線で携わらせてもらい、「野球って楽しいな」って改めて感じることができました。

ただ、今は野球人口が減っている中で、野球をやりたいのにできない子どもがいると思うんです。そういった子どもたちと野球をやる機会や場所が増えるために、「自分に何ができるのか」を考えています。もちろん楽しいだけじゃないんですけれども、僕が野球を始めたときのスタートは楽しかったんですよ。それから、辛くても乗り越えるためにレベルアップできました。自分が初めて野球に触れた時からずっと感じている“楽しさ”のように、新たな可能性をずっと模索したいですね。

【店舗概要】
日本料理 菱沼(ひしぬま)

「次のステップを踏むために欠かせない居心地の良い空間」|元プロ野球選手/野球解説者・五十嵐亮太
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

1985年に創業し、現在の六本木に移転したのは2005年のこと。清潔感の店内は隅々まで綺麗に掃除され、調理道具の一つひとつが光沢を放っている。「お客様には快適な空間で料理を味わってほしい」という菱沼さんのこだわりが感じられるかのようだ。また菱沼では、ごはんにもワインにも合う料理を提供し続けており、店内には130種以上のフランス産ワインを常備。ミシュランガイド東京で10年回星を獲得したほか、数多くの著名人からも愛されている。

東京都港区六本木5-17-1 AXISビルB1F
TEL:03-3568-6588
営業時間:11:30~14:00(L.O13:30)、18:00~23:00(L.O20:30)
(2022年2月現在、営業時間短縮のため12:00~21:00ディナーメニューにて営業中)

文/池田鉄平 写真/井野友樹

提供元・男の隠れ家デジタル

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