目次
ウッドフェンスはDIYできる?【作り方】
ウッドフェンスはDIYできる?【注意】

ウッドフェンスはDIYできる?【作り方】

ウッドフェンスはDIYできる?作り方とおしゃれな施工例をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

リフォーム会社などプロに依頼しなくても、ウッドフェンスはDIYで自作することが可能です。必要な工具や材料を準備して、正しい手順を踏めば作ることができます。ウッドフェンスの作り方をチェックしてみましょう。

作り方①基礎作り

ウッドフェンスはDIYできる?作り方とおしゃれな施工例をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

まずは基礎作りから初めます。基礎がしっかりしていないと強風に煽られて倒壊する恐れもあるので注意してください。設置する場所が決まったら基礎作りに取り掛かります。

【ブロック用の穴】

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(画像=『工具男子』より引用)

支柱を設置するための基礎となるブロックを埋めるための穴を掘ります。穴はブロックが5cmほど出るくらいの深さで、周囲にモルタルが入る幅、15cmほど広めに掘ってください。

75角ブロックの場合、縦横30cm、深さ30cmがベストです。ブロックの下には砂利を敷くのでブロックサイズよりも深くします。ブロック同士の幅は1.5mまでがおすすめです。ブロックを使わない場合は支柱の3~4割が埋まる穴を掘ります。

【ブロック設置と水平出し】

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(画像=『工具男子』より引用)

掘った穴に砂利、または砕石を敷いてしっかりと押し固めます。そこにブロックを置き、水平器で斜めになっていないかチェックしましょう。

2つ目、3つ目、とブロックを設置するときは最初のブロックと高さを揃えます。設置できたらブロックの外側にモルタルを流し込み固めます。

モルタルが固まれば上から土を入れて基礎が出来上がりです。ブロックを使わないのであればこちらの工程は省いてください。

作り方②支柱を立てる

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(画像=『工具男子』より引用)

基礎ができたら支柱を立てますが、ブロックを使用した場合はブロックのなかに、そうでない場合は直接土のなかに支柱を立てます。

【支柱を設置】

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(画像=『工具男子』より引用)

ブロック、または穴を掘った部分に支柱を設置しますが、笠木を設置するのであればこのときに仮止めすることで作業が捗ります。

笠木を設置しない場合でも、余った木材などで仮止めしておくと良いでしょう。すべての支柱が同じ高さになるように調整してから笠木や木材を設置してください。

【モルタルで固定】

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(画像=『工具男子』より引用)

高さが決まり、すべての支柱が設置できたらモルタルで固定します。ブロック内部や穴にモルタルを入れますが、しっかりと固まるまで支柱が動かないように注意してください。

作り方③フェンス板を貼る

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(画像=『工具男子』より引用)

支柱に流したモルタルが完全に固まり固定されたことを確認してからフェンス板を貼っていきます。あらかじめビス留めする場所にキリで印をつけ、インパクトドライバーで固定していきましょう。

板同士の間は適度に空けておかなければ風にあおられやすくなるので、若干間を空けて板貼りしてください。あとは必要に応じて好みのカラーペイントや防腐剤などを塗って完成です。

ウッドフェンスはDIYできる?【注意】

ウッドフェンスはDIYできる?作り方とおしゃれな施工例をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

ウッドフェンスの作り方はそれほど工程数がなく、初めてDIYする方にでも作れるようになっています。しかしより良いものにするためにはいくつかの注意点があるので把握しておきましょう。

注意①目地の間隔

ウッドフェンスはDIYできる?作り方とおしゃれな施工例をご紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

ウッドフェンスのフェンス板は、先程も記述したようにまったくの隙間なく貼ってしまうと風に煽られ倒壊の恐れがあります。

ある程度の隙間が必要ですが、目隠しとしてウッドフェンスを設置する場合は板材同士の間隔は10mm以内がおすすめです。

どうしても気になるようであれば5mm以内にしても良いですが、その場合は倒れないように支柱をしっかり固定しましょう。

注意②高さ

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(画像=『工具男子』より引用)

目隠しを目的とするウッドフェンスは高さ180cmが良いでしょう。これは一般的な平均身長が170cmぐらいなので、180cmあればほとんどの場合目隠しとしての役割を果たします。

逆に地面に近い場所はあまり気にならないので、下までフェンス板をびっちりと貼る必要はありません。また、道路からの高さによっても変わってきます。

敷地が道路よりも高い場所であればそれほど高さを必要としない場合もあるので、設置する前に道路側からどのあたりまでの高さがいるのがチェックしておきましょう。あまり高くしてしまうと圧迫感があるので、必要最低限の高さにするのがベストです。

注意③デザイン

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(画像=『工具男子』より引用)

ウッドフェンスは住宅の外壁に合わせたデザインにすることも重要です。外壁が明色であればホワイトや明るめのブラウン・グレーなどのナチュラルカラーが、暗色なら黒など同系色で合わせると失敗がありません。しかし、あえてモダンさを出す場合には白×黒もアリです。

注意④強度

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(画像=『工具男子』より引用)

特にDIYで自作するときに注意しなければいけないのが基礎や支柱部分の強度です。ウッドフェンスを設置する際に強度が甘ければ、ちょっとしたことで倒壊し、大きな事故につながる可能性もあります。

基礎や支柱は仕上がりが左右される水平・垂直にすることはもちろん、土に埋め込む部分などもしっかりと強度を上げておきましょう。

基礎・支柱の工程ではモルタルを流す前に水平・垂直を確認しておかなければ、モルタルが固まってしまうと初めからやり直しになってしまうので気をつけてください。基礎で失敗したためにウッドフェンスを諦めた、ということも少なくありません。

注意⑤施工後のメンテナンス

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(画像=『工具男子』より引用)

ウッドフェンスは設置して終わり、ではなく定期的なメンテナンスを必要とします。何もせずにそのまま放置すれば数年で、腐食や破損によってケガをする場合もあります。

メンテナンスは1~2年に1回、オイルステインを塗装する方法です。ニスやペンキは木材の呼吸を阻害するため、ウッドフェンスの劣化を早めるので通気性のあるオイルステインが良いでしょう。

【メンテナンス方法】

  1. デッキブラシやサンドペーパー、高圧洗浄機でウッドフェンスについた砂埃などの汚れを落とします。デッキブラシを使う際は木材を傷めないよう、あまり力を入れないようにしましょう。
  2. 塗装しない箇所にマスキングテープやシートで養生します。地面にも落ちないようにシートを敷くことを忘れないようにしてください。
  3. ムラにならないように、全体にオイルステインを塗っていきます。木目に沿って塗るようにしてください。オイルステイン以外で塗装するのであれば下塗りをします。
  4. 塗ったオイルステインが乾燥したらオイルステインや仕上げ塗料を二度塗りをします。塗料によっては手順が異なる嗚呼芋あるので、それぞれの使用方法を確認してください。