目次
FXを副業にするデメリット
 ・1. 生活が値動きに支配されることがある
 ・2. 資産を失う可能性がある
まとめ

FXを副業にするデメリット

副業として魅力の多いFXですが、一方でデメリットも存在します。

1. 生活が値動きに支配されることがある

FXは、短い時間とスマホさえあれば取引できるという性質上、常に相場が気になり、日常生活がFXの値動きに支配されてしまう可能性があります。数秒〜数分で取引が完了し、その取引を繰り返すスキャルピングや、一日の間に売買を完了するデイトレーディングを実施していると、特にその傾向になってしまうかもしれません。そのほかのスタイル、スイングトレード、ポジショントレードであっても常に為替の動きは気になり、新型コロナのような突然の相場変動が起こると、本業の勤務時間の最中でも相場が気になってしまう、ということが起こり得ます。

値動きが気になって頻繁にチャートを確認したり、寝ても覚めてもレートが気になると、ほかのことが手に付かない状態になったり、日常生活に支障が出る場合もあります。

2. 資産を失う可能性がある

FXが普通の副業と大きく異なるのは「資産が増えるだけでなく減る可能性がある」という点です。相場の変動によって持っている通貨の価値が下がるだけではなく、証拠金を全額失う可能性もあります。

FXでは、なぜ保有しつづけることが難しいかというと、あらかじめ決められた割合以上に元本の損失が発生した場合には強制的に取引を終了させるという「強制ロスカット」の仕組みが義務づけられているからです。

証拠金は、そのまま許容できる含み損の割合となります。保有している外貨の相場が下がり、含み損の額が証拠金の額に近づいてきたら強制ロスカットが発動し、証拠金は消失します。こうすることで、損失の拡大を未然に防いでいます。強制ロスカットなく損失が広がってしまうと、持っている金額以上の損失が発生してしまい、借金を背負う、ということにもなります。それを防ぐ仕組みです。

強制的に取引が終了するので、元本以上の損失はなくとも、証拠金がなくなってしまうことがあります。

まとめ

FXは時間と場所を選ばず取引できるため、為替の動く仕組みや分析手法を勉強し、自分の取引ルールを設定したうえで行うのであれば、忙しい方でも副業に適しているといえます。

新型コロナウイルスの流行によって新しい生活スタイルが広まっているいま、以前よりも自由になる時間が増えたという方は、FXについて学ばれてもいいかもしれません。

※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

提供元・RENOSYマガジン

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