保湿のポイント

その効果をさらに増幅させてくれるのが、木製のエサ箱なのだ。そのままでもいいが、エサを入れる前に箱を水で湿らせておくと保湿効果が高まり、さらには気化熱による冷却効果も期待できる。内部に水が残らないよう、しっかりと水気を切ってからエサを入れるのがポイントだ。

また、バーミキュライトを軽く湿らせるのも効果的。この場合は直接エサに触れるため、真水ではなく海水を使用する。ポイントはあくまでも軽く。水浸しは逆効果なので注意したい。

温度管理のポイント

あとは保冷剤を入れたクーラーボックスで、冷え過ぎないように(10度前後が目安)保存すれば翌日でも元気いっぱいだ。冷蔵庫の野菜室に入れるという方法もあるが、夫婦関係が破綻する恐れもあるため、こちらは自己責任で(笑)。

この保管温度は釣行中も気を配りたい。気温が20度を下回れば大きな問題はないが、夏場は別のエサ箱を用意し、少しずつクーラーから小出しにするのがお勧めだ。