目次
リフォーム資金は住宅ローンの借り換えでも
 ・リフォームローンよりお得?
 ・借り換えの条件
 ・気を付けるべき点
リフォームローンを比較してみよう
 ・イオン銀行リフォームローン
 ・三井住友銀行リフォームローン
 ・新生銀行リフォームローン

リフォーム資金は住宅ローンの借り換えでも

リフォームローンを選ぶポイントは?減税制度も併せて解説します
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

住宅は年数によってメンテナンスが必要です。老朽化した水回りや屋根の修繕、耐震性の強化など、避けては通れません。

リフォームローンは金利が高いため、リフォームローンと住宅ローンの併用よりも、金利の低い住宅ローンの借り換えをすることにより、ローン総額の削減につながります。

リフォームローンよりお得?

ローン残高が1,000万円以上あり、残りの返済期間が10年以上、また、金利差が1%以上ある場合は住宅ローンへの借り換えが得です。

【例】ローン残高2,000万円、残返済期間20年、現在の金利2.0%、借入希望金額1,000万円、借り換え後の金利は、固定金利1.290%で計算しています。

現在の条件借り換え後差額
毎月の返済額10万円4万7,294円-5万2,706円
ボーナス月の返済10万円4万7,297円-5万2,706円
年間返済額120万円56万7,528円-63万2,472円
総返済額2,400万円1,135万645円-1,264万9,355円

年間で63万2,472円も得になります。各諸経費は含まれていません。また、金融機関によって違いがありますので、実際に借入する金融機関でシュミレーションをしましょう。

借り換えの条件

ローンの借り換えを利用するには条件があります。条件に当てはまれば借り換えが可能です。金融機関によって条件が異なりますので確認が必要です。

現在他の金融機関にてお借入れされているご本人居住用住宅に対する住宅ローンをお借入れ後、2年以上遅延なくご返済をされている方 瑕疵担保責任法人が登録するリフォーム工事業者、または「増改築工事証明書」の発行可能なリフォーム工事業者によるリフォーム工事に限ります。

出所:りそな借りかえローン<リフォーム資金セット型>

気を付けるべき点

借り換えをする際には、以下の4つの点に気をつけましょう。

  • リフォームを始める前に、借り換えの手続きをする必要がある。工事中に借り換えは不可。借り換えの承認後に着工をしなくてはならない
  • 借り換え時の手数料が高額な場合は、金利が上乗せとなり総額が高くなる場合がある。借り換え時の手数料は要チェック
  • 固定金利から変動金利への借り換えは注意が必要。シュミレーションした時の金利と変動があった場合は、返済金額が大幅に変わる可能性がある
  • 金融機関によっては、工事完了後に融資が行われる場合がある。その際、前金や頭金を業者に納めなければならない。先に資金を用意する必要があるので注意

リフォームローンを比較してみよう

リフォームローンを選ぶポイントは?減税制度も併せて解説します
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

リフォームローンは、金融機関によって金利や手数料などに違いがあります。何をポイントにしたら良いか、わからなくなってしまうこともあるでしょう。ここでは、各金融機関のリフォームローンを比較しました。

イオン銀行リフォームローン

  • イオン銀行の普通預金口座があれば、イオン銀行Myステージのスコアが貯まり特典が受けられます
  • イオングループでの買い物が毎日5%オフ
  • ゴールドカードを発行
  • 定期預金金利優遇特典
  • 繰り上げ決済手数料無料
イオン銀行リフォームローン内容
金利2.5%
借入金額30万円以上500万円以内(1万円単位)
手数料不要
返済期間1年以上10年以内(1年単位)
担保・保証人不要
団体信用生命保険なし(住宅ローンは有り)
出所:イオン銀行

三井住友銀行リフォームローン

  • 最高1,000万円まで、無担保で融資可能
  • 繰り上げ決済手数料別途必要
三井住友銀行リフォームローン内容
金利変動金利型
借入金額10万円以上1,000万円以内(1万円単位)
手数料不要
返済期間1年以上15年以内(1カ月単位)
担保・保証人不要
団体信用生命保険銀行が負担
出所:三井住友銀行

新生銀行リフォームローン

  • 住宅ローン借り換えの際に利用できる
  • 繰り上げ決済手数料別途必要
新生銀行リフォームローン内容
金利変動金利:0.6% 固定金利型:0.9~2.05% (2018年8月1日現在)
借入金額30万円以上1億円以下
手数料不要
返済期間1年以上35年以内(1年単位)
担保・保証人不要
団体信用生命保険銀行が負担
出所:新生銀行