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面接で落とされるときの対策
面接が上手くいかないときに大事なこと
面接で落とされるときの対策

書類選考には通るものの、面接で落とされてしまうときはどんな対策が必要なのでしょうか?面接で話す内容をあらためて考えるだけでなく、練習も必要です。服装や髪型など、外見を変えてみるのも面接の対策といえます。
あらためて自己分析をする
企業に興味を持ってもらうには『自己アピール』が欠かせません。面接を受ける前に、自分が企業に何を売り込めるのか、どんな点で貢献できるのかを考えてみましょう。
曖昧なまま面接を受けると、面接官に自分のよさを説明できません。何も言えずに終わると印象に残ることができず、面接に落ちる原因につながります。
「自分のことは自分が一番よく分かっている」と思っていても、なかなか客観的な自己分析をする機会は少ないはずです。面接をきっかけに、自分の長所や短所、アピールできる特技などをあらためて書き出してみましょう。
面接の練習をする
面接の練習をすると、面接官の前で緊張して失敗するリスクが低くなります。どんな質問があるのか、どんなふうに答えるか、実際に声に出して練習するだけでも変化があるでしょう。
自分の受け答えを録音するのもおすすめです。自分の話し方はなかなか客観視できませんが、相手にどんな印象を与えているか分かります。
また、話す内容も重要です。簡単な質問であれば、答えを考えておくようにしましょう。何を答えるか決まっていれば、あわてる必要はありません。
友人や家族にお願いして、練習に付き合ってもらうのもよいでしょう。頭の中で考えるだけでなく、実際のシチュエーションを体験すると本番での緊張感も和らぎます。
身だしなみを整える
面接では、社会人としての身だしなみをチェックされます。面接は『おしゃれをして行く場所』ではありません。
ビジネスでは『清潔感』が重視されます。ボサボサの髪やヨレヨレのスーツなど、外見で印象を下げてしまうと挽回が難しくなるでしょう。
派手すぎず、TPOに合った服装を心がけるのも重要です。面接ではスーツの着用が一般的ですが、カバンや靴などの小物類にも気を配りましょう。
そのほか、業界によっては明るい髪色やアクセサリーがNGとされている可能性もあります。説明会や店舗の様子、企業公式サイトの写真など、社内の雰囲気を知るチャンスは多いはずです。どのくらいまで許容されそうなのかを、あらかじめチェックしておきましょう。
面接が上手くいかないときに大事なこと

面接が上手くいかないときは、気持ちの切り替えも必要です。なぜ失敗したのか考える時間を作りましょう。ある程度は「誰でも上手くいかないことがある」と割り切るのも大切です。
失敗を必ず振り返る
面接が上手くいかないとき、原因をはっきりさせないまま次に進むと同じことの繰り返しになる可能性があります。
面接官は、『なぜ応募者を落としたのか』説明してくれるわけではありません。面接に落ちてしまったときは、自分で何が悪かったのか分析する必要があります。
書類選考に通っているということは、その時点では問題ないと判断されているはずです。『アピールが足りなかった』『マナーが守れていなかった』など、思いつく行動を振り返ってみましょう。
ある程度原因が絞り込めると、次の面接に生かせます。自分で判断できないときは、信頼できる人に面接の状況を話して客観的に見てもらうのもよいでしょう。
自分を追い詰めすぎない
就活は、どうしても長い時間がかかるものです。学生の場合、1年以上かけて少しずつ準備を整えていきます。フリーターからの就職など中途採用を目指す人も、長期戦を考えておきましょう。
しかし長い時間がかかると分かっていても、なかなか内定が決まらないと、気分が落ち込んでしまいやすくなります。そんなときは、休憩も取り入れましょう。ゆっくり休んで気持ちを切り替えると、新しい発見もあるかもしれません。
就活に疲れてしまったときは、好きなことをして気持ちを落ち着ける時間も必要です。気持ちがささくれ立っていると、イライラした気分が相手にも伝わってしまいます。余裕を持って面接に進むためにも、適度に休んでリフレッシュしましょう。