就活が上手くいかないのは、何が原因なのでしょうか?書類選考と面接では、落ちる理由も異なります。原因だけでなく、落ちてしまったときの対策も知っておきましょう。早めに対策すれば、結果にも変化が現れるはずです。

目次
就活が上手くいかないのは当たり前?
書類選考で落とされる原因

就活が上手くいかないのは当たり前?

就活が上手くいかないのには理由がある。原因を見つけて改善しよう
(画像=(出典) pexels.com、『キャリアゲ』より引用)

「就活が上手くいかない…」と悩んでいる人は多いものです。どんな人でもある程度は就活に苦戦するものですが、いったい何が原因なのでしょうか?悩んでいるときは、やり方を変えるのも大切です。

就活に苦戦する人は多い

書類選考や面接が上手くいかないと、自分だけが『就活に失敗している』ような気がして悩み込んでしまいます。しかし、多くの学生・中途採用応募者が「就活が難しい」と感じており、悩んでいるのはあなただけではありません。

すぐに内定が決まるのはごく一部で、ほとんどの応募者は何度も選考や面接に挑んでいます。「就活に苦戦している」と感じる人の数は多く、けっして少数派ではないのです。

「みんなは上手くいっているに違いない」と考えてしまい、周囲に相談できない人は多いですが、ほとんどの人は同じようにがんばっていると考えましょう。あきらめずに就活を続けていれば道は開けるはずです。

やり方を改善すれば結果も変わる

何度も書類選考や面接で落ち続けると、「自分自身に問題があるのではないか」と自分を否定する気持ちが出てきます。本命企業から内定がもらえないときには、大きなショックを受けるでしょう。

しかし、企業からの内定がもらえないからといって、自分を全否定する必要はありません。実力があったとしても、企業と応募者のミスマッチによって選考に通らないこともあるからです。

また、就活には押さえておきたいポイントがあります。むやみに応募するのではなく、やり方を変えるだけで結果は変わるでしょう。まずは、内定がもらえない原因を考えることが大切です。

書類選考で落とされる原因

就活が上手くいかないのには理由がある。原因を見つけて改善しよう
(画像=(出典) unsplash.com、『キャリアゲ』より引用)

書類選考の時点で落とされてしまうと、面接で熱意をアピールする機会が失われます。何が原因で落とされるのか、主なパターンを見ていきましょう。行動が当てはまっているときは、見直すきっかけにもなるはずです。

有名企業ばかりを狙っている

有名企業には、多くの人が応募します。できれば大手企業に勤めたいと考えるのは、学生・中途採用者を問わず共通です。

有名企業ばかりを狙っていると、競争率が上がります。つまり、一般的な中小企業よりも落ちる可能性が高くなるのです。

日本企業の99.7%は中小企業です。有名な大企業ばかりを狙っていると、あっという間に受ける企業がなくなってしまうでしょう。

書類選考の結果を待っている間に、それなりに待遇がよく魅力的な条件の大企業では、内定者がどんどん決まっていきます。就活を成功させるには、早いうちに優良な中堅・小規模企業にも目を向けることが大切です。

参考:最近の中小企業の景況について

ESや履歴書が雑

書類選考では、ES(エントリーシート)と履歴書が重要な役割を果たします。学歴や何らかの実績がある場合は多少考慮されますが、提出書類を適当に書いていると消去法で落とされる可能性が高くなるのです。

担当者はESと履歴書の内容だけで、応募者について判断しています。『記入できる場所に空欄が目立つ』などは、応募者の熱意が疑われるかもしれません。

志望動機や自己PRは、できるだけ分かりやすく書くことを心がけ、内容を充実させましょう。何を書けばよいのか分からない場合は、企業研究や自己分析をやり直す必要があります。

また、可能な範囲で時間をかけて丁寧に書くのも大切です。適当に殴り書きをすると、「真剣な気持ちで応募していないのでは?」と疑われる原因になります。

業界・企業研究が足りていない

書類選考を担当するのは、業界のプロであり企業で実際に働く社員です。実際にどんな仕事をするのか、その企業の売りは何なのかまったく分からずに応募すると、不信感を抱かれます。

ほかの企業が本命であると判断されれば、書類選考で落とされる原因になるでしょう。企業のイメージだけで応募すると、「企業研究が足りていない」「うちの企業でなくてもいいのでは?」と書類選考で落ちる可能性も上がります。

どの企業に応募する場合でも、企業の公式サイトや取り扱っている商品などを確認し、実際に就職後をイメージしてみましょう。

新しく入る社員は、担当者にとっても今後長い付き合いになるかもしれない後輩です。企業研究ができている応募者の方が、一緒に働く姿をイメージしやすいでしょう。