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面接で転職理由を伝えるポイント
転職理由の注意点

面接で転職理由を伝えるポイント

営業職の転職理由ランキング。転職理由を伝えるときのポイントとは
(画像=『キャリアゲ』より引用)

ここまで、よくある転職理由について紹介してきましたが、面接で理由を伝えるときには、いくつか工夫すべきポイントがあります。特に以下の二つは意識しておきましょう。

面接官は人間性を見ている

面接官は転職者が持つ能力・スキルだけでなく、『自社の理念と将来のビジョンにマッチしているか』『自社の環境に転職者がなじめるか』などを見極めています。

そのため、転職者がどのような理由で転職することに至ったのかを聞くことによって、その人の『人間性』を見ているといえるでしょう。

『転職者自身が何をやりがいとしているのか』『仕事で重視していることは何か』など、転職者の本心が自社の理念とマッチしていれば、面接合格の可能性は高くなるでしょう。

転職理由について聞かれた時は、『人間性を見られている』という意識を持っておくことが大切です。

転職理由と志望動機をつなげる

面接官が転職理由から見極めたい要素には、人間性以外に『転職理由の一貫性』があります。いくら転職理由に説得力があっても、『なぜその会社を志望したのか』がわからなければ、面接に合格できません。

転職理由を志望動機につなげ、一貫性のあるストーリーとして転職理由を伝えるようにしましょう。

ストーリーにすることで、転職活動を行うようになったきっかけから、応募先の会社を志望した理由がつながり、面接官や採用担当者に熱意が伝わりやすくなるでしょう。

転職理由の注意点

営業職の転職理由ランキング。転職理由を伝えるときのポイントとは
(画像=『キャリアゲ』より引用)

転職理由を面接で伝える際、注意しておくべきことがいくつかあります。ここからは、面接で転職理由を伝えるときに、面接官からネガティブな印象を持たれないようにするポイントを解説します。

前向きな理由に言い換え

転職理由ランキングで紹介した転職理由の多くは、面接官から見るとネガティブな印象に見えてしまうでしょう。そのため、転職理由のありのままを伝えるのではなく、前向きな理由に言い換えて伝えることがおすすめです。

例えば、ほかにやりたい仕事があって転職活動を始めたのであれば、「自分の能力を生かせる仕事につきたい」「他の仕事につくことで達成したい目標がある」といったように言い換えることで、ポジティブに受け取ってもらえます。

その際、志望動機に関連付けて転職理由を伝えることができれば、面接官にもさらに熱意が伝わるでしょう。

短期間で転職するときの伝え方

1年未満など短期間で転職する場合、面接官にはどうしてもマイナスの印象を持たれてしまいがちです。そのため「短期で辞めてしまうかもしれない」というイメージをどのように覆すかが内定獲得へのカギになるでしょう。

ただし、前職に対する不平・不満になってしまわないように注意してください。あらかじめ退職理由をどのように伝えるべきかを準備しておき、必要以上に話しすぎないようにすることが大切です。

『入社してみたら条件が違っていた』など、転職理由が自身の気持ちだけの問題でないことを伝え、転職することで自分の問題が解決できることを説明するようにしましょう。