この世界を生きている中で、災害に遭うことは一度もないとは限りません。いざという時のために用意しておいた方が安心なのが防災リュックです。防災リュックを購入しておくと、突然の災害でも焦らず落ち着いて行動することができるでしょう。防災リュックの選び方からおすすめポイントまで徹底的にご紹介していきます!
防災リュックの特徴

最近では、地震や台風など災害に見舞われることが多くなっています。自然災害は予測することは不可能なので、一人一人しっかり準備しておくことが大事になってくるでしょう。その準備の一つが防災リュックになります。
防災リュックとは、災害時に必要なものをリュックに詰めておいて、いざとなったらそのリュックを持って逃げられるようにするために準備しておくものです。
リュックに詰め込む一般的なものとしては、食料や衣服、情報機器などになりますが、人それぞれ生活スタイルや家族状況によっても、持ち物や量なども異なってきます。一般的に持ち出すもの以外に、必要なものがあれば足して、自分専用の防災リュックを用意しておくことが大切です。
防災リュックを寝室や玄関など持って行きやすい場所へ置いておいて、突然の災害に見舞われた時、さっと持ってすぐに逃げ出せるようにしておきましょう。
非常時の持ち出し品
防災リュックのことをいいますが、とっさに逃げられるように、非常時の持ち出し品をまとめておきます。災害の2~3日分くらいの必要最低限の備えをしておきましょう。
いざという時に、落ち着いて行動できるように、逃げる時のイメージを頭の中で掴んでおくことも大切ではないでしょうか。災害は自分の住んでいる地域は起きないからとは思わずに、もしもの時の備えをしておくと良いです。
防災リュックの選び方のポイント

防災リュックにはさまざまな種類があります。それぞれサイズや一人用・ファミリー用、入っている物が違うので、自分の目的に合った防災リュックを選ぶことが重要です。防災リュックの選び方のポイントをご紹介します。
選び方ポイント①サイズ

防災リュックのサイズには、容量の小さいものから大容量のものまで幅広くあります。防災リュックには、避難場所で使うアイテムや財布などの貴重品をまとめておきます。
避難生活をするのに必要なグッズも、生活スタイルや家族状況によって多くも少なくもなりますから、大容量の防災リュックを購入しておくと良いかもしれません。
しかし、避難場所まで遠かったり、近場だとしても自然災害で行く手を妨げられてしまい、歩いていくのも困難になる可能性も考えられます。
急を要する時には、長い時間や距離を走って逃げて移動しなくてはいけません。大きすぎる防災リュックを持つことで弊害になる場合もあると言えるでしょう。
また、体力のある方は問題ありませんが、女性や高齢者の方の場合、重たいリュックを持ったまま動くのは難しいです。自分で持ち運ぶことができる量やサイズのリュックを選ぶことが大切です。
商品によっては、フロントストラップがついているものや、背中にクッションのついているものもあるので、安定感があり、重さを軽減させることができるのではないでしょうか。
基本的には、自分専用の防災リュックを用意しておくと良いので、一人用のものがおすすめになりますが、二人分あるいは家族分をまとめて誰かが背負っていくのなら、大容量サイズのリュックの方が使い勝手が良いという場合もあるでしょう。
それぞれの目的に応じたサイズの防災リュックを選ぶようにしてください。
選び方ポイント②仕様

防災リュックを選ぶ際、どのような仕様になっているかで選ぶのも良いでしょう。水害に遭ったり、雨が降っている時に避難したりすることもないとは言えません。そのような場合に備えて、防水機能のついているものを選ぶことをおすすめします。
傘をさすと視界も悪くなり、歩きにくい場所だと思うように進めないこともあります。防水機能がついていれば、中身が濡れる心配もありませんし、傘をささなくてもリュック一つ持って避難することが可能です。
さらに、リュックを安定させて持ち運びやすくするためにも、ストラップのついたものを選ぶのも良いでしょう。災害時は夜間でも避難しなければいけなくなりますから、反射板のついた防災リュックを選ぶのもおすすめです。
夜間は暗くて見づらいため、救助時に反射板がついていたら、いち早く見つけてもらうことも可能になるのではないでしょうか。反射板がついていないリュックもあるので、チェックしてみましょう。
自分のお気に入りの防災リュックについていない場合は、シールタイプの反射板をつけると良いです。
選び方ポイント③中身

防災リュックは、リュック単体だけのものと、リュックと中身がセットになったものが販売されています。リュック単体だと、中身は自分で買いそろえなくてはいけないため、手間とお金が余計にかかってしまうこともあるでしょう。
その点、中身がセットになっていれば、自分で一から揃えなくてもOKです。購入しようと思っている防災リュックの中に、どのような物が揃っているかをチェックしておいてください。
足りないものがあれば、その都度買い足していくことで、防災リュックの中身も簡単に揃えていくことができ便利です。