目次
面接の前までに確認しておくこと
オンライン面接のマナー
面接の前までに確認しておくこと

オンライン面接をよりよいものにするために、以下の三つのポイントを意識して自分の身の回りのチェックと先方への確認を行っておきましょう。
緊急連絡先を聞いておく
オンライン面接は、インターネットの接続不良でアクセスできなかったり、音声が聞こえなかったりするなど、対面での面接以上に突発的なトラブルが発生しやすいものです。
そのため、何らかのトラブルが発生した場合に備えて、面接当日の緊急連絡先を聞いておきましょう。
それによりトラブルが発生した際にすぐに状況の報告ができ、先方に不要な心配をかけることがなくなります。さらに、場合によっては『しっかりと事前にトラブルに備えた確認を行える人だ』という印象を持ってもらえるかもしれません。
スマホで受ける場合
スマホでオンライン面接に参加する場合には、必ず『スマホが固定できているか』『面接官の顔がしっかり見えるか』の2点を確認しておきましょう。
スマホを手で持って面接を受けると、思っている以上に手ブレが起こってしまいます。さらに、両手がふさがってしまうことで、身振り手振りでの表現もできません。
また、スマホの小さい画面では面接官の細かな表情の違いに気づくことができず、コミュニケーションが上手く取れなくなってしまう可能性も考えられます。
『スマホで面接に参加すること』だけで、面接官からの印象が変化することはほとんどないでしょう。ただ、上記のような事態が発生した場合に『事前に何も準備していなかったのかもしれない』と、悪い印象を持たれてしまう可能性がありあす。
スマホで面接に参加する際には、スマホを固定する方法を考えておかなければなりません。
カメラの高さ調節
オンライン面接においては、カメラを設置する高さも重要です。
顔が見えにくい不自然な位置にカメラがあったり、顔が切れてしまっていたりすると先方がそれを気にしてしまいます。それにより、発言内容の魅力に気づいてもらえなくなってしまうのはもったいないでしょう。
オンライン面接を受ける際には、カメラの位置を『背筋を伸ばしたときの自分の顔と同じ高さ』くらいに調節しておくことをおすすめします。それによって堂々とした姿勢で面接にのぞめることに加え、背筋が伸びることで声も出やすくなるでしょう。
『カメラとの距離』も大切な要素です。距離が近いと顔だけがアップで表示されてしまうことになり、面接官が違和感を抱く原因にもなります。自分の胸辺りまでが映る自然な距離を事前に把握しておきましょう。
オンライン面接のマナー

対面で行う面接と同様に、オンライン面接でも守るべきマナーがあります。オンライン面接において気をつけたい三つのマナーについて見ていきましょう。
身だしなみを整える
オンライン面接は自宅でも受けられるという特性上、身だしなみを整えることを忘れてしまいがちです。
対面での面接と同様に、服装に乱れがないか、髪に寝癖がついていないかチェックしましょう。男性の場合はヒゲが伸びていないか、女性ならメイクが崩れていないかといった点をしっかり確認します。
カメラに映らないからといって、上半身の身だしなみだけを整えるのはNGです。どのようなきっかけで下半身まで映ってしまうかわかりません。もし映ってしまった場合には、印象が非常に悪くなってしまいます。
カメラに映る場所、映らない場所にかかわらず、身だしなみはしっかり整えておきましょう。そうすることで気が引き締まり、面接での質問にも堂々と答えられるようになるはずです。
余裕を持って準備する
オンライン面接はワンクリックですぐに参加できるので、準備がギリギリになってしまう人も多いものです。準備がギリギリになってしまうことによって、『カメラの映りが悪くなる』『質問への回答が上手くできなくなる』といったデメリットが発生します。
遅くとも面接の5分前には、面接官から指定されたWeb会議ツールにログインし、待機しておくようにしましょう。
Web会議ツールによっては、待機用のページでカメラの映像や音声のチェックを行える場合もあります。そういったものを活用しながら、万全の状態を整えておきましょう。
面接中にパソコンをいじらない
オンライン面接でやってしまいがちなのが、面接の最中にパソコンを触ってしまうことです。面接中にパソコンを触る目的の中には『面接官の話をメモしておきたい』という前向きなものもあるでしょう。
しかしキーボードを操作する音や動きは、自分が思っている以上に相手側に伝わっています。特にキーボードの種類によっては打鍵音が非常に大きく、それが耳障りに感じてしまう人もいるはずです。
面接中に何かメモを取りたいときは、メモ用紙とペンを使用し、パソコンはまったく触らなくてもよい状態にしておくことをおすすめします。