営業の魅力とは?

つらい仕事の代名詞として挙げられる営業ですが、営業ならではの魅力も少なくありません。営業の魅力を3点紹介します。営業の魅力を知れば、これまでのイメージが変わるかもしれません。
自分の努力が評価される
営業職は良くも悪くも数字で評価されます。一番分かりやすい基準が、ノルマや個人目標です。自分のやってきたことが全て数字となって表れるため、ノルマを達成したときの喜びや達成感は大きいでしょう。
また営業職の評価制度を実力主義としている会社も多いため、コンスタントに数字を挙げていれば、年次関係なく昇給や昇進ができる可能性もあります。これは他の職種にはなかなかない、営業ならではのメリットと言えるでしょう。
対人スキルが身に付く
営業をやっていると、さまざまな人と関わります。そのため営業の仕事をしていれば、自ずと対人スキルが磨かれるでしょう。
営業で大切なことは、実は上手に話せることだけではありません。それよりも大事なのが、相手の話をよく聞き、会話のキャッチボールを行うことです。自分が一方的に話す必要はありませんし、それでは相手の信頼を得ることはできません。
営業で身に付けた対人スキルは、仕事の場面以外でも役に立ちます。営業を通して対人スキルを習得すれば、私生活も豊かになるといっても過言ではありません。
会社に貢献している実感がある
営業職は会社に利益をもたらします。自分が挙げた利益はそのまま会社の利益にもなります。これはバックオフィスや技術職などではなかなか味わえない感覚でしょう。
辛いことも多い営業職ですが、その分、会社に利益をもたらしたときの喜びは計り知れません。もし自分が今の仕事で、会社や社会に貢献できていないと感じるなら、営業職に就くことでその問題が解決される可能性があります。
営業職は、社会への貢献と会社への貢献を実感できる職種の一つです。
営業に向いている人の特徴

営業職は会社の重要ポジションであるため、向いている人とそうでない人がいます。営業に向いている人の特徴を三つ紹介します。
コミュニケーション能力が高い人
コミュニケーションが苦手でも活躍している営業担当がいることは事実です。しかし、コミュニケーション能力が高い人が営業をする上でより有利なのは間違いないでしょう。
営業が相手にするのは、機械ではなく『人』です。昨今では、営業の人柄が決め手で購入を決定することも少なくありません。
テクニックや誠実さでカバーできる部分もありますが、もともと備え持つコミュニケーション能力が高ければ、より活躍することができるでしょう。
目標設定ができる人
営業は常にノルマとの戦いでもあります。ノルマを達成するためには、自分でアクションプランを立てて実行する力が必要です。
もしノルマが未達だった場合、何もせず新しい月を迎えると、また同じことを繰り返してしまいます。目標が達成できなかったときは原因を突き止め、それに対して対策を講じることで、徐々に数字が改善されていくものです。
そのため、目標達成のために自分で考えて行動を起こせる人は、営業に向いていると言えるでしょう。
コツコツと努力ができる人
百発百中で契約を取れる営業は、まず存在しません。中には時間をかけて関係を構築してきた顧客であったのに、最後の最後で契約が取れなかったなんてこともあるでしょう。
そのたびに気を落としてなかなか切り替えができない人は、営業に向いていないかもしれません。むしろ『営業に失注はつきもの』と割り切って、淡々と仕事をこなせる人は、営業としての素質があると言えます。
毎月のノルマ達成のために、コツコツとやるべきことをこなせることは、営業にとって重要な要素です。