目次
資産価値・収益価格の計算方法
・直接還元法とは
物件選びのポイントとコツはデータと現地調査で判断
資産価値・収益価格の計算方法
収益物件探しでは、「相場より高いのではないか」「価値がある物件なのか」などの不安が常につきまとうものです。収益物件の価値の計算方法を知っておけば、資産価値を正確に把握できるようになります。
収益価格(資産価値)を求める計算方法には、直接還元法とDCF法の2種類があります。DCF法は、プロでも正確に計算するのが難しいと言われています。ここでは個人でも計算ができる直接還元法を紹介します。
直接還元法とは
直接還元法の計算式は以下で求められます。
収益価格(物件の資産価値)=年間収益(年間収入―年間経費)÷還元利回り
経費を差し引いた年間の純利益を、還元利回りで割って算出します。還元利回りは、「期待利回り」「キャップレート」とも呼ばれています。
基本的には、周辺の同じような物件の取引事例の還元利回りを適用します。
直接還元法を正確に求めるためには、年間収益や年間経費、還元利回りを把握することが重要です。正確な資産価値を知るためにも、物件のレントロールを精査していきましょう。
「還元利回りが8%」「還元利回りが7%」のケースといったように、複数のパターンをシュミレーションして、自分の中でいくつか基準を持っておくとより安心です。
物件選びのポイントとコツはデータと現地調査で判断
不動産投資の成功の鍵をにぎるといっても過言ではない物件選び。データから、現地調査から、その物件のよしあしを判断できるようにしましょう。
※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。
提供元・RENOSYマガジン
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