目次
転職が決まらない原因と対策2「応募」
転職が決まらない原因と対策3「書類選考」
転職が決まらない原因と対策2「応募」

次に、企業への『応募』でありがちな失敗と、主な対策を紹介していきます。
応募数が少なすぎる
応募数が少なく転職できないことも原因として挙げられます。転職活動に成功している人でも1~2社の応募で決まることは少ないでしょう。上述したように10社以上応募している人も多くいます。
数多く応募している人がいるなかで、2~3社程度に応募してうまくいかず、「自分は転職に向いているのか?」と考えるのは合理的ではありません。『応募する企業の条件を見直す』などして、応募数を増やしてみるとよいでしょう。
求人とのミスマッチ
志望する職種や職場環境と、実際に応募している企業にミスマッチが起こっている場合、転職活動はうまくいきません。
同じ業界・業種の企業でも必要としている人材や業務範囲が異なるため、企業が求める条件に合致した経験やスキルを持っていなければ、採用される確率は低いでしょう。転職準備段階での自己分析を踏まえて、自分に合った求人かどうかをしっかりと判断することが重要です。
自分に合った職種や企業が分からないという人は『リバラボインターンシップ』に相談するのもおすすめです。専属のカウンセラーとこれまでの経験や将来の目標を話すことで、これからのキャリアプランが明確になるでしょう。
リバラボインターンシップ
転職の条件が決まっていない
現在の職場への不満から、転職を考える人は少なくありません。しかし、どのような企業に転職したいのか、条件が曖昧だと応募企業がなかなか決められず、転職活動が長引いてしまう原因となります。
自身のキャリアプランや理想の職場環境などを明確にして、『譲れない条件と妥協できる条件』を明らかにしましょう。このとき譲れない条件が多すぎると、応募する企業の数が減ってしまいます。
条件を緩めすぎる必要はありませんが、希望の職に就くのを優先するのか、希望勤務地や給料を重視するのかなど、転職活動の方向性ははっきりさせておきたいところです。
転職が決まらない原因と対策3「書類選考」

続いて、企業の『書類選考』で落とされることが多く、なかなか転職に結びつかない場合の原因や対策を解説します。
企業の採用担当者にアピールできる文章を書くことも大切ですが、書き方のミスや書類の不備、文字が読みづらいなど、基本的なところでNGになっている人も多いので注意しましょう。
職務経歴書の書き方が間違っている
職務経歴書の不備や書き方の間違いから、書類選考を通らないケースは決して珍しくないようです。職務経歴書には、応募先企業が必要としている情報を網羅的かつ分かりやすくまとめる必要があります。
企業側が求めている情報が記載されていない、あるいは不要な情報の多い職務経歴書は、採用担当者が読まない可能性すら出てきます。
必要な情報を端的に伝えるよう、『文字サイズ』や『レイアウト』にも気を遣いましょう。WordやExcelなどを利用すれば、余白なども調整できるのでおすすめです。インターネットから無料でダウンロードできるテンプレートを利用してもよいでしょう。
企業に合わせた自己PRや志望動機がない
応募企業に提出する職務経歴書には、その企業に合わせた自己PRや志望動機を書くことになります。しかし、複数の企業に応募している人の中には、どれも同じような内容になってしまい、それぞれの企業のニーズに合致していないケースが多くあります。
その結果、「熱意が感じられない」「企業研究ができていない」と書類選考の時点で不採用になってしまうのです。実際に、営業職に応募にもかかわらず事務職向けのスキルをアピールしたりする人は珍しくないようです。
文章や文字が読みにくい
提出する書類の文字が分かりづらいために、自分の魅力をアピールできず落とされてしまう人もいます。
特に、業務で文章を書く必要のある仕事は、採用担当者が提出書類を見ただけで適性がないと判断するかもしれません。殴り書きのような文字や誤字脱字、間違っている箇所を二重線や修正液で消すなどはNGです。
字がうまくなかったとしても『丁寧に書く』ことはできるはずです。できるだけ悪い印象を与えないよう、読み手に分かりやすい文字や文章構成にすることが大切です。