■ 光回線導入にはニーズの変動に合わせた料金プランの必要性
また、通信環境についての質問では、新型コロナウイルス禍以降、25.5%が「ハイスペックに変更」と回答しています。複数回答で理由について深掘りしてみると、トップになったのは「リモートワークが増えた・始まった(45.4%)」というもの。


2位の「映像配信サービスを利用するため(43.3%)」を含め、リモート会議などデータ量の大きい映像通信の比率が高まっているようです。
データ量の大きい通信でも安心して使えるのが光回線ですが、実際に自宅で利用しているのは全体の44.5%にとどまります。様々な事情から、半数以上の人は光回線を利用できていないようです。

自宅における通信環境について質問してみると、光回線の利用者が満足度88.8%なのに対し、そうでない人では71.6%。満足していない理由(複数回答)の第1位は「回線が不安定(45.6%)」、第2位の「通信速度が遅い(39.2%)」が、ほかの回答を大きく上回っています。


今は光回線を利用していなくても、59.2%の人が利用したいと考えている様子。光回線を利用していない理由で最も多い「費用が高い」、次いで「自分の生活に対し持て余してしまう」という点が障害となっているようです。

通信速度がオーバースペックである、と考えるのは、現在光回線を契約している人にもいるようです。回線速度のスペックをどう感じるかという質問では、光回線契約者の32.0%が「持て余し気味」と回答しており、要望にぴったりなサービスを求める様子がうかがえます。

この調査結果を受け、生活者向けマネー記事も執筆するファイナンシャル・プランナーの坂本綾子さんは、収入が増えない時代では、賢く商品やサービスを見極めて自分にぴったりなものを選択する消費が広がりそう、と分析。特にライフスタイルが変わりやすい20代のうちは、縛りが少ないプラン選びで、フットワークをできるだけ軽くしておくことを推奨しています。
情報提供:ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
(咲村珠樹)
提供元・おたくま経済新聞
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