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ダイハツ 新型タフトはシートアレンジの活用でさらに便利に!
ダイハツ 新型タフトのシートアレンジに欠点(デメリット)はある?
ダイハツ 新型タフトはシートアレンジの活用でさらに便利に!
ダイハツ 新型タフトのリアシートのシートアレンジは、リアスペースをラゲッジスペースとして活用する目的が主になります。リアシートのシートアレンジのパターンで紹介したように、新型タフトのラゲッジルームは、フレキシブルボードの活用機能があるので、そのままでも使い勝手が良い設計になっています。
そして、リアシートのシートアレンジのみでも、乗車人数の確保やラゲッジスペースの拡張など、十分利便性を発揮してくれます。しかし、それだけでなく、シートのアレンジ方法や使い方をひと工夫すれば、さらに多彩な使い方で車内スペースを便利に有効活用することができます。
例えば、フロントシートのスライド機能とリクライニング機能も活用して、フロントシートを最大まで前方にスライドさせシートバックを後方へ倒せば、フロントスペース部分まで利用して、リアスペースまででは奥行きが足りないカーペットやサーフボード、釣り竿などといった長尺物の荷物も積み込むことが可能になります。
他にも、フレキシブルボードをテーブルとして利用するときに、リアシートを倒してフラットにすれば、車内を座りながらテーブルが使えるスペースにすることができるので、アウトドアやレジャー、ドライブ中の食事休憩などでの食事スペースとしての利用はもちろん、ちょっとした作業スペースなど様々な場面で活用することができます。
なお、フレキシブルボードをテーブルとして利用するには、追加のマルチフック2個とラゲージバー2本がセットになったディーラーオプションのフレキシブルボード二段モード取付キットが必要で、このキットと標準付属のマルチフック2 個と組み合わせることで、フレキシブルボードをテーブルとして利用できるように設置することができます。
ディーラーオプションなので、気になった方は後からでも購入を検討してみてもいいかもしれません。
ダイハツ 新型タフトのシートアレンジに欠点(デメリット)はある?
ダイハツ 新型タフトのリアシートは、前後のスライドに対応していません。この機能は最近ではほとんどのクルマで対応している機能なので、少し疑問に思ってしまう仕様です。前後の調整は足元空間の調整や後方のラゲッジスペースの調整などにかかわってくる部分なので、スライドに対応している車種に比べると、やはり不便だと言えるでしょう。
そういった点でみると、シートアレンジについては、ライバル車とも言われているスズキ ハスラーのリアシートは、前後のスライドに対応している他、フロントシートからリアシートまでフルフラットにすることが可能となっているため、新型タフトは一歩届かずといったところです。
しかし、スライド機能がない代わりに、シートレールへの負担を考慮する必要がなく、リアシートをボディとしっかり固定することができ、走行中の不快な揺れを軽減できるだけでなく、安定性や耐久性を高めることもできるなどのメリットがあります。
新型タフトのリアスペースは、バックパックスタイルのコンセプトで積載重視の設計になっており、ラゲッジスペースとして利用することを考慮すると、負荷がかかっても大丈夫なようにしっかり考えられた構造だといえるのではないでしょうか。
ダイハツ 新型タフトのシートアレンジは、必要な機能を残してシンプルにした独自性のあるものになっています。他の車種に比べて少し弱点になる部分もありますが、その一方で、新型タフトにしかない便利で魅力的な機能もあり、利便性を十分に発揮してくれるクルマとなっています。
まだ発売したばかりなので、今後の売れ行きなども含めて、こらからがとても楽しみなクルマです。気になった方は、ぜひ一度試乗して、実際にシートの乗り心地や使い勝手を体感してみてはいかがでしょうか。
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文・PBKK/提供元・CarMe
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